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現実と仮想現実の間 /  2008年11月17日(月)
『ニード・フォー・スピードライブ』を実施へ ゲームをサーキットで

「ニード・フォー・スピード」というゲームをご存知でしょうか?
米国のゲームメーカー、エレクトロニック・アーツ社が販売する
カーレースゲームです。

そのアーツ社が来夏にイギリスで「ニード・フォー・スピード」を
現実に再現するイベントを開催すると発表しました。





とうとう仮想現実が現実を先行する事態が発生したということです。
通常のカーレースゲームは、仮想現実(つまりゲーム)内で
いかに現実をリアルに再現するかということに重きが置かれています。

また、ゲームに対する評価もそのゲームがいかに「リアル」であるか
ということが要素の大部分を占めています。
ゲーム機の性能向上によって、プログラマーが「リアリティ」を追求できる
環境が整ってきたことも、その流れに拍車をかけていました。

プレイステーションの看板タイトルである「グランツーリズモ」は
まさにその王道を追求することで絶大な評価を獲得しています。

これは、「現実を絶対的なモチーフとした仮想現実」の再現を
追及するパターン。

一方で、「ニード・フォー・スピード」のライブはこれが逆転し、
「仮想現実を絶対的なモチーフとした現実」を再現することを
追求するパターン。

これまでは、現実と仮想現実に対する価値が、深層心理の中で、
現実>仮想現実であったのは否めない事実。
現実の中での人生が大半を占めてきた我々が、仮想現実の
価値を認めるのに時間がかかるのは致し方ないと思います。

しかし、今回のニュースのように、仮想現実が現実を先行する
ケースが発生するということは、仮想現実に現実を上回る価値が
部分的に生まれているということでしょう。

これから先、コンピュータ技術の発達と共に、こういったケースが
ますます増えていくことでしょう。
どちらも切磋琢磨?することで、お互いに新しい価値が生まれると
いいですね。



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