ホンダ、フィットの受注が発売2週間で2万台に
ランサーエボリューション]、
インプレッサSTi、
スカイラインクーペ、
GT-R!華やかなクルマたちがこの秋の
新車市場を彩りました。私もそれにワクワクした一人です。
そんな華やかなお祭りの中、あの名優
ホンダの
フィットもフルモデルチェンジを果たしております。
フィットなくしてコンパクトカーを語るなと言ってもいいほどの車種、
カローラの販売台数No.1の連続記録を阻んだ車種としてその存在感はとても大きいのです。
ただ世間は移り気。華々しいクーペやスポーツ達に目を奪われてしまうのです。
そんな中でも
フィットはクーペ達が放つ眩い光の中でもじっとその刃を研ぎ澄ましていたのです。発売2週間で受注が2万台!ビックリです。
確かに受注と言っても展示車や試乗車としての登録などもあるでしょうから、純粋に2万人のユーザーが購入したとは言い切れないかもしれません。
でも単純計算してみて下さい。1週間で1万台、一日1400台以上を受注しているのです。
逆方向で計算すると月間4万台ということになります。
新車販売に一頃の勢いがなくなりつつありますが、ジャンルによっては月間1000台の販売も難しい状況の中、月間4万台って冗談みたいな数字ですよね。
コレが月間4万台のクルマ!
皆さんもご承知の通り、先代モデルは売れに売れました。それをフルモデルチェンジするわけですからミスは許されない。大きく変えるのはある意味大博打。色々考えた結果、このように
なったわけですが、賛否両論あるでしょうが、私はこういう選択もアリだと思います。
結局現時点では結果を出しているわけですから。
あとは、この勢いがどこまで続くかが注目のポイントですね。
クルマが道具化していく中で、クルマはそうじゃなくて・・・。みたいな考え方なのが冒頭のスター達だと思います。でも道具に徹するという生き方もそれは一つの真実なのではないかと思います。実際にはRSなるグレードをラインアップして道具+アルファをちゃんとアピールしてはいるんですけどね。
正直なところ、コンパクトカーの需要って天井かなって思わなくもないんです。軽自動車に食われ、その軽自動車も徐々に販売台数が少なくなって来てるし、車齢(クルマの年齢)も長期化してますし。
確かにフルモデルチェンジするとその瞬間って販売台数がグッと増えるんです。新型効果ってヤツです。だから
フィットも目標の月販12000台は上回ってくるだろうなとは思いました。それがココまでとは・・・。
華々しくスポットライトが輝く世界を尻目にやることはキッチリ!そんな
フィットの在り方に私、拍手を贈りたいと思うのです。
私はクルマとは人生のスパイスであり、例え使い難くても、壊れやすくても人生を共に歩むべき存在であると思っています。だからいくら広くて便利でもワシはミニバンには乗らん!という頑固ジジィ張りの意地でステーションワゴンに乗ってきました。でも今、そんなワシのクルマ、ミニバンじゃよ・・・。だって広くて便利なんじゃ。
結局イイものはイイんです。便利なモノは便利なんです。だからミニバンは売れるし、
フィットも売れるんです。良くなきゃ買わないですもんね。
売れてないクルマはイイクルマではないのかという問いにはYesとは言えません。色んな環境がありますから。冒頭のスター達だって
フィットほどは売れているわけじゃないし。でもあのクルマ達は夢を与えるイイクルマなのだと信じたいのです。
じゃあ売れてるクルマは?・・・・・。悪いクルマのはずはないんです。イイから売れるんです。
私が華やかなスター達の競演に目を奪われている隙に、
フィットはスゴいことをやってのけていたわけです。
華やいだ祭りの後、主役に躍り出たのは結局、
フィットだったのじゃ。まるで硝子の靴を履いたシンデレラのようにな・・・。そう、そして彼女が乗っていた馬車こそ
フィットだったのじゃよ。
ということで強引に強制終了します。夜分にご無礼しました。