カニ男の巻
気が付くとオイラ
ハザードをたいて路肩に止まっていました
コンコン
おっつ!・・たじろぐオイラ
あ・・あのぉ・・・と、少年
素早く営業スマイルで
どぉーぞ!開いてますよ
と、オイラ
ドッキン!ドッキン!・・・・・・
オイラ初体験っ!テイクオフ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・さてぇ・・・・
あれから、どのくらい経ったのでしょうか
この少年一言も喋りません
ただ、じぃーっと前を見ているのです・・じぃーっと・・
年の頃は、20〜23才くらいでしょうか・・
あと、オイラに分かるのはエラク!蒸されている
と、いうことぐらいか
う〜ん・・困ったなぁ
じぃーっと前を見る少年
そんな少年をじぃーっと見るオイラ
不思議な空気が流れる
・・・・・なんかぁ、こいつ
カニみてぇーだな
言うなれば、蒸されているから
蒸しカニだな・・・ぷっ!
うっすらほくそえむオイラに、カニ男が
昨日・・髪染めたんです
はぁ?・・・・はぁ〜
と、オイラ
カニ男ご満悦
な・・なんだそりゃ?
こ・・こんな、会話をするためにコイツを乗せたのか!
大体、おかしいと思ったんだよ
ヒッチハイクなんて事やっているくせに
行き先が、小さく控え目に書いてあったモンなぁ〜
オイラが、知ってる映画の中のヒッチハイクは
こんなんじゃーないんだけどなぁ・・・・
じゃーどんなんだ?
・・・・・えーっと・・・・・
大抵、乗せてあげるとそいつは殺人鬼でぇ・・・
・・・・・・・!!・・・・・・・・・
あ・・あのぉ〜
オイラは殺されるのでしょうか
・・・・・・・まさかねぇ・・・・
◎次回 オイラの初体験3
カニ男大いに語るの巻き