以前取り上げたセアトのイビ―ザですが、モデルチェンジ情報が出ておりました。
→ http://www.seat.com/com/beapps/minisites/newIbiza08/EN/index.html
(ということはポロもそろそろですかね)
イタ車のように全方位から見ても美しいデザインとはいかず、
煮えきれてない部分も見受けられますが、ボディの陰影はやはり独特。
日本では見慣れないこともあるのでしょうが、やはり面白いメーカーだと思います。
今回もセアトを取り上げてみます。
<セアト・レオン兄弟車たち>
イビ―ザと共に取り上げたのがレオンというクルマでした。
親会社
フォルクスワーゲンのゴルフとエンジンや車台を共用するクルマです。
アルファ147っぽいですが、リアの丸みを帯びたフォルムはなかなか塊感があります。
一つのプラットフォームから色々なボディバリエーションを
登場させるのは自動車メーカーの常ですが、レオンもその例に漏れません。
レオンにも同じ顔の兄弟がいます。
レオンよりも後を伸ばした5ドアハッチバックセダンの“トレド”
(
VWでいえば4ドアセダンの
ジェッタ、あるいは
ゴルフヴァリアント)
先代のオーソドックスな5ドアハッチから一転、
メガーヌの対抗馬といった風情です。
今度はレオンの背を伸ばしてショートミニバンの“アルテア”、(同じく
ゴルフプラス)
ゴルフプラスはおろか、レオンよりもまとまりがよいように思います。
上も後ろも伸ばせばミニバン“アルテアXL”となります。(≒ゴルフ・
トゥーラン)
ちょっと不細工(?)なヒラメ系のお顔と
ボディ側面に走るウィンドウラインに平行な放物線が全車共通アイコン。
VWのゴルフ系のそつない+ちょっと高級志向デザインとは異なる
ブランド・アイデンティティをもって車種展開されています。
この機会ですので
フォルクスワーゲングループについてまとめてみます。
今現在9ブランドを有し、大きく3グループにわかれています。
●
フォルクスワーゲン
・
フォルクスワーゲン(独)
・ベントレー(英)
・ブガッティ(仏)
・シュコダ(チェコ)
●
アウディ
・
アウディ(独)
・
ランボルギーニ(伊)
・セアト(スペイン)
●
フォルクスワーゲン商用車
・
フォルクスワーゲン商用車(独)
・スカニア(スウェーデン)
乗用車系ではシュコダ、セアトがそれぞれDセグメントまでの底辺を担い、
フォルクスワーゲンはEセグメントまでの幅広い層を、
アウディは高級スポーティ路線のC〜Eセグメントのラインナップ、
ベントレーはEセグメントより上のハイエンドクラス担当。
超高級スポーツカーの
ランボルギーニに超×超高級スポーツカーのブガッティ、
これに先日、スカニアを子会社化したことでトラック・バス部門も加わりました。
各ニュースサイトを見ると、2007年の
VWグループは過去最高の販売台数となり、
前年比約8%伸長で618.9万台を売っているとのこと。
余談ですが、注目すべきは
VWブランド本体の販売台数が7.8%伸びて366万台、
しかも伸びた27万台≒中国&ブラジル市場での増加販売台数の計算となることです(※)。
(他にも東欧市場でも伸びていますが、西欧市場での減少分とで相殺)
セアトはこの中で43万台を売るメーカーとなります。
(
VWを子会社化した
ポルシェは10万台メーカーでした)
今後は発展中の自動車市場において、人(
VW)とは違うクルマに乗りたい、
との要望に応えうるメーカーなのではないでしょうか。
※
VWグループ2007年の販売台数と対前年比伸び率
フォルクスワーゲン:366万台(+7.8%)
アウディ:96.4万台(+6.5%)
シュコダ:63万台(+14.6%)
セアト:43.1万台(+0.4%)
ベントレー:1万14台(+6.7%)
ランボルギーニ:2400台(+14.8%)
ブガッティ:81台(+80.0%)
VW商用車:48.8万台(+10.7%)
2億円のクルマ=ブガッティ・ヴェイロン16.4が80台売れると、利益はいかほどのものなのでしょうか…。