前回紹介した
インフィニティFXですが、
ライバル車も非常に魅力的な車種が多いクラスです。
米国メーカーからもモノコックボディのCUVも増えてきており、
個人的に最も気に入っているのが、ビュイック・アンクレイブ(ENCLAVE)です。
フロントの圧倒的な存在感は、目だけが怖いFXと違って、
ライトとグリルの大きさのバランスによって生まれたもの。
そこからサイドのラインはまるでイタ車のようなメリハリの利いたボディライン、
視覚的に力強さを増しています。
リアもバンパー下部を尻上がりにすることで鈍重に見せず、
大型の猫科動物のような機敏さを感じさせます。
スペック的にはV6の3.6lエンジン(275hp)、
FX35(303hp)と新型
ムラーノ(260ps)の間ということでクラス標準といえます。
兄弟車にはサターン・アウトルックや、GMC・アカディアなどがいるのですが、
このアンクレイブだけずば抜けてデザインがよいです。
ビュイックは90年代半ば以降、日本には正規で入ってこなくなってしまいましたが、
このデザインなら中国を始めアジア地区でも受けるような気がします。
デザインのよさという観点からいくと、
日本では未発売の
マツダ・CX-9もなかなかよいと思います。
全体的にはこれといった特長はないのですが、
日本でも発売されている弟分の
CX-7は妙に腰高感があるのに対し、
CX-9はボディが大きい分のびやかさがあり、特にフロントフェンダー上部の薄さが
“X=スポーツ”の印象を巧みに引き出せています。
↓CX-7はフェンダーアーチに“X=スポーツ”感があるのでしょうが、如何せん腰高で転がってしまいそうなイメージ。
CX-9と同じく海外専用モデルの日本車といったところでは、
スバルにトライベッカという車種があります。
2008年モデルよりマイナーチェンジで普通の顔になってしまったのですが、
それまでは“B9トライベッカ”という名前で、
スバルR2のような顔をしていました。
それに合わせたリアデザインだったのですが、これもなかなか個性があり、
国内の
エクシーガなどよりはずっと良いデザインだと思います。
↓トライベッカのエンジンももちろん水平対向6気筒、国内未導入の3.6l(260ps)。
過去の紹介車両ページリンク集