新型の
フェアレディZ(Z34)が発売されて2週間。
国産車としてはいまや数少ないスポーツカー、
しかも半世紀近く続く名前を持つ、
日産の看板モデルとも言える車です。
アメリカなど海外では単に“Z”と呼ばれ、人気を博してきました。
新型のデザインは、基本的には先代を踏襲しています。
その中で、ライトのかたちなどに新しい要素を盛り込んだうえ、
ボディサイドの絞込み、フェンダーの膨らみなど面のメリハリを与え
グラマラスさを強調してよりスポーツカーらしく魅せる、
そんなコンセプトが見えてきます。
個人的に一つ面白いなぁと感じたのが、側面の窓の形です。
先代と比べて上部が妙に角ばったデザインをしているのですが、
これは初代のデザインを巧く取り入れているようです。
ちょっと
フェアレディZの歴史を振り返ってみますと、
フェアレディの名前が登場したのが1960年で、
そのオープンカーの後継として1969年に登場したのが
初代
フェアレディZ(S30型)でした。
最近の
フェアレディZはずんぐりしたボディですが、
(特にZ34は全長を短くして幅を広げています)
初代はもっとスマートで車高も低そうに見えるデザインでした。
かたちは古くてもカッコよさがあるのはそれゆえだと思います。
実はアメリカで爆発的に売れた初代が歴代で最も生産が多く、
初代
フェアレディZ(S30)は1978年までに約52万台生産(国内6.6万台)、
2代目(S130)は1978〜1983年に約41万台(同5.2万台)、
3代目(Z31)は1983〜1989年までに約33万台(同3.5万台)、
4代目(Z32)は1989〜2000年までに約16万台(同6.5万台)、
そして2002年に登場した先代(Z33)が約24万台(同3.7万台)となっています。
先代は当初、発売前に9000台以上の受注が入ったなどと話題になっていましたが、
新型は国内の月販目標が当面は1000台で、月半ばでそれをすでにクリアしたようです。
モデルサイクル全体を通じては月販500台目標、
国内は先代と同程度の先代と同程度の販売を目論んでいる模様。
ポルシェ911と同等の3.7リッターもの大排気量エンジンを積んでいるのに
(性能は同列に比較はできませんが…)価格は400万円程度。
すごいことだと思います。
自動車税は相変わらず排気量の大きい車は“なぜか”高いですし、
そもそもエコの押し付けで大排気量車は悪者扱い。
CMではドリフトしたり、PVでも首都高バトルしかけたりしますが、
それこそもっと「悪」を前面に出して、出遅れたちょい悪オヤジだけでなく
反社会性に憧れる若者に訴えるのもありではないかと思います。
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