前回は普通の
ベンツをスーパーに仕立てたコンプリートカーの話でしたが、
今回は初めからスーパーな車、いわゆる“スーパーカー”を取り上げてみようと思います。
<ケーニグゼグ・CCX>
おそらくその手の雑誌でも読んでいないかぎり、
およそ聞きなれないメーカーと思われるのがケーニグゼグ(Koenigsegg)。
スウェーデンにある新興のスーパーカーメーカーです。
2002年よりCC8Sというモデルを生産開始、改良版のCCRを経て、
2006年より作られているのが今回紹介するCCXとなります。
二人乗りで低い車高、いかにも“スーパーカー”です。
車両前部こそ割とオーソドックスなかたちですが、
特徴的なフロントウィンドウと余計な抑揚を抑えた全体のボディラインは、
まるで戦闘機を思わせるデザインです。
日本車ではFD型の
RX-7などがそうでしたが、
人が乗らない車体中央だけルーフが凹んでいるのがピュアスポーツの証です。
フォード製のV8エンジンをベースにスーパー
チャージャーをかけ合わせ、
806馬力で最高速は400km/hを越えるというこのクルマ(メーカー公表値)。
驚いたのはこのクルマが正規代理店を通じて日本でも売られていたらしいことです。
その価格は1億1500万円ですが…。
→
http://www.7hills.ne.jp/life/car/index.html
さらに今春のジュネーブショーにおいて公表されるのがCCXRという限定車。
6台だけ生産されるというこのクルマはスポーツ性能にさらに磨きをかけたモデル。
サスペンション周りの強化、フルカーボンのボディにエアロパーツetc.。
燃料は最近話題のバイオエタノール、しかも85%(E85)という高濃度なものです。
(日本で販売されているのは3%、アメリカは10%など)
クリーンなエネルギーで1018馬力というあまりに浮世離れしたこのクルマですが、
値段も150万ユーロ(およそ2億3850万円)と年末ジャンボ級なのでありました。
↑初代から不変のオープンスタイル
Bエンジニアリングのエドニスなどは顔やリアエンドが独創的なエグいデザインでした。
上記含めて、基本的にはスーパーカー=ひらめ形ですけど、
ブガッティのヴェイロンは考えたらちょっと異例かもしれません。