先日、日本でも販売が始まった
フィアット・新型500。
40年前の旧型をモチーフにしたデザインですが、
懐古感と新鮮さが同居し、その愛らしさといい、
Aセグメントの中では抜群に欲しいと思えるものがあります。
買うつもりはなくとも、是非MT車が導入されたら試乗してみたい一台です。
VWの
ニュービートルや
BMW MINIなどもそうですが、
こうしたレトロモダンなクルマがずいぶん増えているように思います。
特に
アメ車に多く、先駆の
クライスラー・
PTクルーザーは随分と売れましたし、
その後に
シボレーが
HHRを出すきっかけにもなりました。
フォード・マスタタングは1960年台のデザインを取りいれて、
不振にあえぐ
フォード車の中では売上げがいい車種の一台となっているようです。
本題の
チャレンジャーは、この
マスタングに対抗して生まれた車種です。
欧州メーカーのクーペには見られない骨太なデザイン、
スペース効率などよりいかに大きくカッコよく見せるかといった
部分は(特にトランク部分の広大さ)
アメ車ならではといえます。
そして、このクルマもまた70年代の同名車のリバイバル。
並べてみると旧型の側面ラインをかなり忠実に模していうのがわかります。
現在のクルマのようにコンピューターのみで作られるデザインとは違う“味”が
現代的なデザインとなかなかうまく融合していて、逆に新鮮な感じすらします。
全体としてはのっぺりしたデザインですが、部分部分に象徴的に旧車のイメージを
取り込むことでカッコいいと思えるクルマになっているのではないでしょうか。
フォード、
クライスラーに続き、GMも
シボレーブランドから、
やはり
カマロを復活させることを公言にしています。
いずれもオイルショック前の
アメ車が元気だった頃、
マッスルカー時代のクルマたちです。
オイルショックと当時の排ガス規制を経て
低燃費な日本車がアメリカで認知を高めてきましたが、
そうした技術力の面では
アメ車は日本車の後塵を拝しています
日本車になく
アメ車が勝てる部分は過去の栄光・伝説…。
アメ車でレトロなクルマが登場してくる背景の一つには、
こういった面があるのではないかと思います。