クルマ好きが書く、クルマの雑ネタブログです。
海外のニューモデルやモーターショーの様子、
バイト時代の珍車試乗記に愛車のことなど、
主観100%で気ままに綴っています。

クルマは趣味性があってこそのもの。
影で自動車文化普及を目論む、
車趣味の押しつけブログ。


















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三菱・ランサーエボリューション 2008年07月26日(土)
私が学生最後の年にバイトをしていた自動車ショップは、
扱っているクルマがラリーカーや小柄なイタ・フラ車中心ゆえ、
ドイツ系や国産チューニングカーのようなハイパワー車はあまりいませんでした。

ただ、そんな中にあって国産2リッタークラス最速を誇る、
三菱ランサーエボリューション(以下ランエボ)シリーズは
ラリーと縁が深いということで比較的よく入庫するクルマでした。

私が運転した記憶があるのは、

・\ MRラリーアート仕様
・\ワゴン
・[ MRレースカー仕様
・Y トミーマキネンエディション(左ハンドル)
・Y
・V


\ MRラリーアートは当時最新のランエボを、
三菱の100%子会社ラリーアート社がさらにブラッシュアップした正真正銘のデモカーでした。

当然メーカーチューンドだけあって尖った部分もなく、
アクセルを踏むとジェントルに速いクルマでした。
鋭角に交差点を左折したとき、気持ち悪いぐらいよく曲がる感覚が、
あまりに機械制御じみていて好きにはなれなかった記憶があります。



エボ\ワゴンは社長の所有車。
記憶が正しければベンツC55AMG(W203)からの乗り換えでした。
最近、売りに出されているので、今度は何に乗り換えたのやら。


YはRS(5速)にブーストアップ×クラッチ強化されたクルマでした。
\と違い、出足は下がスカスカで当時の愛車P10プリメーラ並みの加速でしたが、
ターボが効き始めてからのはまさにスクランブル発信する戦闘機のようでした。
(スタイル的にはガンダム)
そのどっかんターボ加速に自分で運転していても刺激的でしたが、
たまたまショップのチーフメカがドライブする助手席に乗る機会があり、
そのアクセルの踏みっぷしに、クルマの遊ばせ方を学んだ車両でした。



Yを経てから乗ったのがVですが、一番楽しかったランエボです。
ランエボは改良されて速くなっていくのと同時に機械制御の部分が多くなっていますが、
Vはまだ人の腕で操る愉しさが強いモデルだったように思います。


乗ったクルマは見かけノーマルですが、マフラー交換ブーストアップにクラッチ強化などの
ライトチューン、恐らく足回りはノーマルに戻されていたのでしょう。

クラッチはやたら重い上にすり減っていて半クラがほとんど使えず、
スタートはエンストさせないようかなり気を遣う車両でした。

ある雨あがりの日、片側2車線の広い道路にて先頭で信号待ち、
左右を見渡せばお巡りさんがいらっしゃる気配もございません。
信号が青になった瞬間、やや思いっきりアクセルを踏んでみました。

強烈な加速Gと共に、へヴィウェット路面+スタッドレスタイヤがパワーに負けて、
さすがの4WDでも車体が左右に流れようとします。
ハンドルをしっかり握り、アクセル開度を調整しながら
重いクラッチを蹴っ飛ばし2速へシフトアップ。
すでに後続車はバックミラーの彼方。

カタログ値1200kgを切る車体ですので最近のランエボより加速がかなり軽く、
踏んだ瞬間から楽しめるのです。
クルマを操る刺激性と暴力性を教えてくれたクルマでした。

休日に近郊を走っていると、
ランサーエボ]にそのライバル車たるスバルインプレッサSTI、
国産最高峰スポーツカーの日産GT-Rをかなり見かけ(るような気がし)ます。

逆に本格的な峠になると、最近はスイスポやMRSロードスターなど
アンダー2リッターのコンパクトスポーツ系が多いように思います。
峠ではハイパワー車は性能を生かしきれなくなっているのかもしれません。

私のE36は2リッター150馬力という平均的な性能、
クーラーを利かせるこの季節はパワー不足を感じもしますが、
峠では冷房をオフにし、限られたパワーを存分に生かして走るぐらいがちょうどいいのかもしれません。


サーブ・9−3に試乗 2008年03月16日(日)
<サーブ・9−3スポーツセダン ヴェクター>

昨年マイナーチェンジしたサーブの9−3の試乗に行ってきました。
乗った車両はセダンの2リッター直4低圧ターボエンジン、
“ヴェクター”というグレードです。



サーブのハンドルは今まで握ったことがなかったので、
どんな車かとワクワクして行ったのですが、
先行イメージとのギャップに実はがっかりさせられました。

サーブといえば北欧はスウェーデンのメーカーですので、
同郷のボルボと同じくどっしりとした運転感覚のクルマかと思っていました。

しかし実際にはハンドルの操作感は異常に軽く、
出足はいいものの低圧ターボエンジンは回転上昇途中で
ちょっと違和感を覚えることもあり、あまり味わい深さはないものでした。

内装も本革シートでしたが全体的にチープな印象を受けました。
親会社のGMが大変なのは理解できますが、
よほどスタイルが気に入ったのではないかぎり、
これならトヨタ車で十分だなぁと思ってしまいました。


ダイハツ・ストーリアX4 2008年02月15日(金)
イタ車・フラ車の他にもラリー系の国産車もちょくちょく入庫していた、学生時代のバイト先。
様々な珍車に触れられる機会のある恵まれた環境でした。

そんな中から印象的だった1台。

ダイハツストーリアX4> 

1998年発売当初はクルマの顔を模した“ストーリア星人”なる、
CMが話題になったあのクルマです。


この車に“X4”という受注生産のモータースポーツ用グレードが存在しました。
デルタのエボは世界で数千台の限定生産車でしたが、
どうもこのストーリアX4、総受注生産台数は830台程度とかなりの珍車。
こんな車もお店の売り物として入庫していたのでした。


バイト先には、数キロ離れたところにもモータープールがあり、
そこにクルマをとりに行くことが度々ありました。

ある日、駐車場にある別のクルマにナンバープレートを取り付けてきてほしいと、
ストーリア君のキーを渡されて行くことになりました。
お店の人曰く、
「アクセル床まで踏むとどこ飛んでいくかわからない車だよ〜♪」。
そう言われると踏んでみたくなるのが人情です。

店の前からゆるゆる走らせるかぎりは軽自動車のようなか細いエンジン音。
それもそのはず、このクルマは軽自動車のエンジンがベースで、
それを2倍ぐらいにパワーを高めてしまったクルマ。
なのでここまでは決して速さは感じません。

しかし、片側2車線の大通りにでて
セカンドギアからアクセルをギュッと踏みこんでみるとどうでしょう。
回転数4000rpmぐらいからターボの音とともに猛烈なダッシュが始まります。
6000回転超えても加速し続け、ホントに空を飛ばんばかりの勢いになります。
イメージ的には音よりも速く突き進む感じ、ビックリするぐらいの速さです。

宇宙人顔のクルマが大きな音たててかっ飛んでいく光景に、
周囲から“なんだアレは”的な痛い視線を感じました。

おまけにこのクルマ、パワステがついておりません(オプションだそうです)。
なのでスピード出すときはハンドルをしっかり握っていないと、
本当にに“どこか飛んでいきそう”になります。

とても刺激的な体験でした。

↓実際に乗ったクルマです。オプションパーツてんこ盛り。


ちなみに私、パワーステアリングのない車はこれが初めてでした。
ある程度のスピードが出ていればそれほどハンドルの重さは気になりませんが、
狭い駐車場での切り返しはハンドルとの格闘です。
しかも純正でもメタルクラッチが装着されており、
一般的に言えば重め(私は慣れっこでしたが…)、
さらに低速では非力なので、きちんとアクセルを煽らないとエンストしそうな…。

顔さえよければ、もっと売れてもよい車だったろうにと今でも思います。


ランチア・デルタ(HFインテグラーレ)A 2007年11月20日(火)
前記事から引き続き、ランチア・デルタのネタです。

デルタ・エボという特別モデルの中でも、さらに限定車が存在します。
黄色いボディのジアッラ(前号の写真)、
ブルーメタリックに黄色いラインのブルーラゴス、
昨日紹介した竹之○豊号=ビアンコペルラ、ラストモデルのコレツィオーネなど。
どれも世界限定200台ほどなのですが、それら全て乗ったことがある24歳も稀でしょう。

その上をいくのがこれ↓、グルッポAストラダーレです。


〜一見するとカラーが派手なエボUなのですが、その中身は別物〜



〜室内もドンガラ。ジャングルジム、もといロールバーを組んだ二人乗り仕様〜


世界に4台だか5台しかありません(写真のボディカラーは唯一無二)。
ラスト1台がちょうど一年ほど前に“デリバリー”されました。

1995年に生産中止されたモデルなのに去年デリバリー?
実はこのクルマ、本国でほとんど走られていなかった極上中古車をベースに、
できるかぎりバラバラにしてレースカーのパーツを組み込んで作り直したものなのです。
お値段はASKですが、4桁万円は切らないそうです。
 → http://www.streetlife.co.jp/renew/main2-1.html

ちょい乗りでもノーマルとは全然違う出足の速さ・加速感。
まぁ、価格が頭をよぎってアクセル踏み込む勇気はありませんでしたが…。


もう1台、思い出に残るデルタ↓があります。



事故車(お店の常連さん)を引き取りダートラ仕様にしたドグミッション車。

ドグミッション搭載=要するに原始的なマニュアル車なのですが、
それはもう一般道を走ることを考えたクルマではありません。

高負荷のエアロバイクのペダルをこぎはじめる時のような重たいクラッチペダルを踏み、
シフトレバーを“ガコッ”と一速に放り込みます(ホントに手応えも強烈です)。
半クラなんてないようなもの、回転数が合ってなければ即エンスト。
一日働いた後、店頭の展示場からしまうだけでも重労働でした


いずれにしても私にとっては貴重な体験、楽しい思い出に他なりません。



ランチア・デルタ(HFインテグラーレ) 2007年11月19日(月)
学生時代に私は一年間、自動車ショップでバイトをしておりました。
中古車専門店ではないのですが、イタ車・フラ車、ラリーカーなどの取り扱いが多く、
色々なクルマに乗っておきたいという目的に、まさにピッタリの店。

そんなお店に多く入庫していたのがこれでした。

<ランチア・デルタ(1979〜)>


〜通称 デルタ・エボUジアッラ (元バイト先の画像を拝借)


“ランチア”はイタリアのちょっと上品な高級車メーカー。
フィアット傘下において、フィアット<ランチア<マセラティ
といった位置づけにあるメーカーです。
(スポーティ系に置き換えればフィアットアルファロメオフェラーリです)

そんなランチアの中でもカローラ的な位置づけにあるのが“デルタ”です。
ベーシックカーといえども内装は高級仕立て、そこがライバル車にない売りでした。

では、写真のいかつい顔のクルマがデルタかというと、正しいけどちょっと違います。
こちらはデルタHFインテグラーレ16V エヴォルツィオーネ(同U)という限定モデル。
ラリーというレースに出場するために生まれたような筋肉増強系のクルマ※です。


〜ちょっと古さを感じさせるデザインですが、相場は高値安定〜


最終モデルでも1995年というクルマですが、程度のいい車体は300万円以上。
クラッチは重めですし(MT設定のみ)、イタ車ゆえの壊れやすい部分もあります。
それでもクルマ好きや運転好きの方が愛着をもって乗っている、
そんな車が広くはない店に時には10台以上入庫したり…。


ちなみに下の白い個体は、竹〇内豊の元愛車。
一本十万円のホイールに、ヌヴォーラホワイトという
光の当たり具合によって微妙に色が変わる綺麗なボディを持った車両。
渋めのいじり方が個人的にはささる一台でした。




次号に続く

※レースに出場するには、ベース車が一定台数市販されていることが条件なので、
戦闘力の高いモデルを規定に合う台数だけ作るという本末転倒なクルマ。
三菱ランサーエボリュ―ションシリーズと同類(元祖)といえます。