アメ車のSUVでは最もコンパクトな部類に入る
フォードの
エスケープ。
2000年に
マツダ・
トリビュートの兄弟車として誕生しました。
写真のクルマは本国では去年に発売された2代目のモデルです。
2代目とはいえ、先代とホイールベースがほぼ同値で
ドアやウィンドウの形状も一緒なので、
ビッグマイナーチェンジ版といったところでしょう。
恐らく
フォードの台所事情を察するに前面改良のお金がなかったのでしょうが、
これはこれで
アメ車らしい押し出し感があって、
特に前部は先代よりずっとインパクトあるクルマに仕上がっています。
日本でも
エスケープは発売当初より輸入されてきましたが、
現在販売されているのは初代モデルの顔面変更モデル(2008年〜)で台湾製です。
新型と比べると、個性の薄いとらえどころのないデザインです。
意地悪を言えば日本市場をなめているとしか思えません。
トヨタ・
ヴァンガード、
日産・
エクストレイル、
ホンダ・
CRVなど、
国産ライバル車は高品質感を打ち出してくる中、どこか安っぽさを感じさせます。
さりとて
ジープ・
パトリオットのようないかつさもない。
このクラスは、以前にも紹介したとおり
ベンツ・GLKや
ボルボXC60、
さらには
アウディQ5など欧州メーカー新型車が相次いで参入してきます。
どこのメーカーもアメリカ市場を念頭に入れているので競争激化は必至です。
アウディ・Q5 …やはりというか、高品質なデザイン
エスケープの特筆すべきはハイ
ブリッド車が用意されていることです。
こと日本市場にかぎって言えば、
兄貴分のエクスプローラーには手が出せずにいる人もいると思います。
(サイズ的に、金額的に、燃費的に)
最近はめっきり
フォード車を日本で見かけなくなりましたが、
デザインは
アメ車的で、サイズもちょうど良い現行型
エスケープ。
ハイ
ブリッドを全面に打ち立てるグレード構成とすれば、
日本でもそれなりの存在意義を見出せるのではないでしょうか。
というわけで、アメリカでは
トリビュートもモデルチェンジです。
五角形グリルはやめるのでしょうか?