林道は4WDのRV車がベスト…。
その定説を無視してあえて
車高短のスポーツセダン。
初号機はP10プリメーラ、
弐号機はE36の320i。
MT車で峠を愉しみながら、
登山も楽しんでおります。

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表妙義・東岳〜茨尾根〜相馬岳 / 2009年05月05日(火)
5月4日、表妙義に登ってきました。
クライミングの装備がなくてもギリギリ行ける、
金洞山・東岳から茨尾根を経て相馬岳に抜けるコースです。


GW中ということもあって、関越道の渋滞は6時からの予想。
早めの行動をということで4時に出発、今回一緒に登る
大学サークル時代の後輩をピックアップしながら、松井田妙義に向かいます。

はじめから関越道を使ってもよかったのですが、今回は中央道を使用します。
八王子から圏央道を使って鶴ヶ島に抜けた方が流れはよさそうですし、
ETCの穴で今回のルートだと圏央道分はただで利用できてしまうからです。

狙いどおりたいした渋滞に巻き込まれることもなく、
中之岳神社前の駐車場に7時40頃到着、準備をして8時に出発しました。


まずは半ば観光地となっている石門群を通り抜けます。

もっとも優美なアーチを描く第一石門、

直下は鎖場となっている第二石門(写真の見た目ほど大変ではありません)、

洞穴っぽい第三石門、

そして、間から大砲岩を覗かせる第四石門。東屋でしばし小休止。

大砲岩の分岐を過ぎてすぐのところから妙義中間道との分岐を左へ進みます。
東岳の稜線に出る傾斜の相当きつい登山道です。
後半にはロープが頻出、最後は鎖場もありますが、
登っている分には怖い箇所はありません。


稜線のコースに合流して目指す方向とは逆に少し行くと金洞山・東岳(1094m)です。
9時に到着しました。
晴れていれば絶景なのですが…。
つい一時間前に出発した駐車場が米粒に見えます。


これから目指す相馬岳は下の写真、奥の雲がかかった山です。
見づらいですが、その手前にあるピーク←のあたりに人が登っているのが見えます。
もちろん我々もこれから向かう、本日のメインイベント部分です。


人が登っていた部分の下方にあるのが最初の危険ポイント、
エアリアでいうところの“ルンゼ内25mの二連鎖”。
写真ではわかりませんが、登りきった先にもう一段鎖場があります。


下から見るとどうということはなさそうなのですが、
左側の鎖は傾斜が90度に近くきつそうに見えるので、
右側の鎖にいざ取り付いてみると、上部は足がかりが少なく、
最終的には腕力勝負で思いっきり体を引き上げるかたちになりました。

ここは落ちても岩に体を打ちつけるだけで
崖下に転落する(=即死)危険はありませんが、
頼れぬ自分の腕力に身を委ねることに久々に緊張を感じました。
下の写真右側は2連目の鎖を登りきったところから下を覗くの図です。
(2段目の方は足がかりも多く登りやすいです)

さて、これを登りきったところで安堵はできません。しばらく進んだところに、
今度は登ったピークを下る50mに渡る鎖の連続、通称“鷹返し”が待ち受けています。

後輩が挑んでいく姿を被写体にしましたが、
どこからどう見ても尋常じゃないところに突撃していく様子がわかります。
先の見えないコースで自分の番を待つときのドキドキ感は
ウォータースライダーの順番待ちと似たようなもの、
カメラを持つ自分の手まで汗ばんできました。


最初の十m、踏み外せば間違いなく死ぬという恐怖感。
比較的アクロバティックな山を好む私ですが、
さすがにここはスリルを楽しむという範疇を超えていると思いました。

途中、傾斜が少し緩んだところでようやく撮れたのが左写真、
とてもじゃないですがいいアングルを探す余裕などありません。
岩にへばりつきながらの撮影ですので、これでも最上部まで見えていません。
右は最下部にある階段。傾斜がわかりますでしょうか?


50mということはビル10階建て相当を下りたわけですが、
これが逆ルート(=登り)だったら私には相当きつかったと思います。
登りで力尽きて滑落する人がいるというのも頷けます。

あとは黙々と茨尾根を歩いて相馬岳(1108.8m)を目指すのみ。
以降も鎖場や相応のアップダウンなどはあったと思いますが、
鷹返しの鮮烈な記憶に他は全く印象に残っていません。

10時40分すぎに相馬岳山頂に着きました。
山頂から東岳方面を振り返れば、鷹返しのルート(白い線)がよくわかります。
(拡大写真なので映りが悪いですが…)

10時52分、山頂を出発。
後輩の二人はそのまま白雲山方向に縦走、
実は一昨日からお腹の調子が悪い私はタルワキ沢から下山し、
中間道・七曲りを経て駐車場に戻りました。
腹痛と体のだるさに耐えかねて着いたのは14時すぎでした。

下山後は妙義ふれあいプラザ“もみじの湯”へ車で向かい、
先に別れた後輩と合流し一汗流しました。
これといって特徴はない現代的な温泉ですが、
露天風呂の眺めはいいです。


翌日は妙義から程近い鹿岳・四ツ又山を登る予定でしたが、
現地は夕方から本降り、すでに表妙義で満腹感は高かったので今回はプランを中止、
激しく渋滞する上信越・関越道で東京へ帰ったのでした。


19時に現地を出て帰ったのは24時近く、登山より疲れたかもしれません…。


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