え〜、前回に続きパイプネタです。
ただし、今度はちゃんとしたバイクネタです。
たまにサイキックな方々やサイエンスな人々も出てきますが、純粋な
(つもり)BikeBlogdです。
この話もだいぶ昔の出来事になります。
オレが限定解除した年ですから、かれこれ18年くらい前のことです。
限定解除して
GSX-R750を手に入れたばかりのオレはムショーにバイクに乗りたくなり、ダチの所に誘いにいくとダチはまだ布団の中でした。
「走りに行くぞ!」と叩き起こし、半分寝たままのダチを連れて2台で走りだす。
行き先は仙台港。
当時仙台港といえば夜はゼロヨン、昼は埠頭にパイロン代わりのタイヤを置いてコースを作り、膝擦り小僧たちの溜まり場となっていました。
今はもうそんなことは出来ませんが。
で、事件は仙台港に行く途中でおきました。
仙台港手前のLongなストレート。
オレはここぞとばかりにアクセルをFull Open !
寝ぼけマナコのダチが乗るRZはオレの
ミラーの中ですぐに豆粒になって行きました。
750の加速にまだ慣れきっていないオレは意識が飛ばないように必死にバイクにしがみつくのが精一杯。
長いはずのストレートもあっと言う間にもう終盤、信号待ちの4輪がせまってきます。
減速し、ダチを待ちながら4輪の後ろにつこうとした瞬間。
「ドンッ! バキッ!」という衝撃と音がオレを襲い、それと同時にダチがヨロヨロと隣の車線に移って行く姿が見えました。
そして同時にはじけ飛ぶ破片を横目で確認したオレは、即座に事の全てを理解しました。
そうです、寝ぼけたダチがオレに追突したのです。
ダチはなんとか転倒せずバイクを路肩に寄せ停止し、オレもその後ろに止めようとした時、
ガロッ ガロッ ガロッ ・・・・・
「・・・・・? オレの音?」
軽く右手をひねりブリッピングすると、
グウォン!・・・ガロッ ガロッ ガロッ・・・・
この腹の底に響く音は・・・
ご近所さんに迷惑この上ない極悪なこの音は・・・
正しく暴走族様ご用達の直管の音に間違いありません。
オレは恐る恐る後ろに振り向きました。
そしてその目に映ったものは・・・・
何を思ったか、
勝ち誇った様に青空に向けて立っていらっしゃる我がバイクのサイレンサー様でした。
正に目が点とはこのことです。
「まぁまぁそんな所に立ってないでお座りなさい」と言いたくなるようなその哀れなお姿は生涯忘れることはないでしょう。証拠写真もありますし・・・・。
バイクを降りてよくよく眺めて見ると、集合部分より少しサイレンサー寄りの所から割れているではありませんか! 鉄のパイプが・・・。
「おお〜!マフラー、オッチョレでる〜!!」(マフラーが折れてるの意)
ぶつかったダチの事をスッカリ忘れたオレは、ついでにワレも忘れてしばし一人で大騒ぎしていました。
彼がそんなオレのことを白い目で見ていたことは言うまでもありません。
幸い彼は打撲だけで済みました。
左膝の打撲だけで済みました。
750のマフラーを膝で曲げたにもかかわらず打撲だけで済みました。
奇跡としか思えませんが。
実のところ、ホントに膝で曲げたかどうかは分かりませんが本人は、
「ひ〜ざ〜い〜で〜よぉ〜おぉぉぉ・・・・・ 。・゜゜⌒(TOT)⌒゜゜・。」
と泣いていたのでほぼ間違いはないかと思います。
今はこうやって笑い話として書いていますが、一歩間違えれば2人共ホントのゴースト

ライダーになっていたかと思うとゾッとしますね。
さてさてその後、オレのカチ上げマフラーはどうなったかと言いますと、ダチが弁償してくれることとなりまして、ノーマルからヨシムラ サイクロンに変わりました。
ダチはその後しばらく、オレのバイクを見るたびに
「オレのヨシムラ・・・・」と呟いていました。
皆さんも寝起きのバイクは気をつけましょうね。