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フレンチスタイル チョイ古フレンチはお宝カーの宝庫です  2007年09月06日(木)
 新車販売当時は、縁がなかった名車たちに時間を超えて出会えるのがユーズドカーの世界。さらに、品質や走行性能が進化した現行型フレンチもたしかに魅力だが、インターナショナル化する以前の、独自性の強かったフランス車には、クルマ好きとして決して無視できない魅力がある。
 中古車の世界は一期一会。年式が古かったり、輸入台数が少ない希少車だったりすると、欲しい仕様のクルマがすぐに見つかるわけではない。とはいえ、気長に中古車物件を探すのも楽しいもの。宝探し感覚で望むくらいの心理的余裕があったほうが、きっとクルマを手に入れた後の付き合いも上手くいくだろう。
 とくに当時の輸入元が存在しないようなクルマを購入する際には、その後のメンテナンスについてもアタリを付けておかないと、ちょっとしたトラブルでも右往左往することに。
 チョイ古フレンチは乗り手のスキルが問われる反面、ほかで味わえない濃厚な体験ができる世界。ハマったら最後、もうありきたりのクルマでは満足できなくなるかもしれない……。

こんなクルマ他にない!唯一無二の個性
理想を追い求めた結果生み出された「個性」
 これまで数々の個性的なクルマを生みだしてきたフランス車。だがその個性とは、単なる差別化のための造られた「個性」ではなく、描く理想や性能を実現させるためにロジックを重ね合わせた結果生まれたもの。フランス車のユニークなスタイリングは、技術的なチャレンジや工夫を、高度に計算されたデザインが包み込むことで生まれる。だからこそ、見た目だけでなく、その乗り味もフランス車は個性的なのだ。80年代や90年代前半に登場したクルマに関しては、そろそろ最後のチャンス。乗るなら今、である。

ルノー アヴァンタイム
 2002年から日本に導入されたアヴァンタイムは、ミニバンのようなモノスペースのボディでありながら、2ドアクーペであるという、まさに個性の塊のようなクルマ。大開口サンルーフとセンターピラーレスのサイドガラスによる開放感は格別だ。
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シトロエンXM
 CXの後を受け継ぐシトロエンのフラッグシップとして、1990年に登場したXM。ハッチバックとワゴンの2種類のボディタイプが存在し、足まわりには電子制御を取り入れたハイドラクティブを採用。ベルトーネが手がけたスタイリングも斬新。
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シトロエンBX
 シトロエンの中核車種として、10年以上の長期間にわたって生産されたBX。長大なホイールベースによってスペース効率にすぐれた室内空間を実現。未来的なデザインは内外装ともにベルトーネによるものだ。
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プジョー 205
 プジョーの名を我が国で一躍メジャーの座に押し上げた立て役者が205。バランスの取れたスタイリング、軽量コンパクトなボディによる切れ味鋭い走りには、「いまだ変わるものなし」との高い評価が。
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プジョー 505
 プジョーの主力中型車として1980年に登場した505。ピニンファリーナによる端正で優美なスタイリングを持つセダンだ。現存する中古車は少なく、維持も容易ではないクルマだが、その乗り味の濃さは魅力的。
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プジョー 306カブリオレ
 306のオープン版として登場した306カブリオレは、コンパクトなボディでありながらも、大人4人がしっかりと乗れるオープンカーとして貴重な存在。ピニンファリーナが手がけたスタイリングも美しい。
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プジョー 406クーペ
 大人が乗れるクーペを探そうとすると、意外に選択肢が少ないことに気が付くはず。そこで筆頭として浮かび上がってくるのが、流麗なクーペボディを持つ406クーペの存在。走りも期待に違わずスポーティ。
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お買い得感の高いコストパフォーマンス
フランス車の世界をお手軽価格で味わう
 中古車のコストパフォーマンスといえば、一般的には年式や車格に対して販売価格が安いというのが定石だが、下に紹介する3台は、決して価格が安いから登場したわけではない。では、どのへんがコストパフォーマンスがよいのかと言えば、価格に対して得られる満足度の高さにほかならない。これぞ「ネコ足」が味わえる406、ハイドロの魅力が詰まったエグザンティア、そしてフランス車の奥深さを体現するラグナ。3台ともに、独自の世界観を確立していて、その運転体験の濃さから考えれば、「お買い得」というわけだ。

プジョー 406
 いわゆる「プジョーのネコ足」を体験できるという意味でも価値のある406。セダンとしてハイレベルの実力を持ちつつ、価格的には身近で費用対効果は高い。なお、価格的には少々プレミアムが付くものの、スポーツのバランスのよさは特筆モノ。
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ルノー ラグナ
 21ヴァンテアン)の後継車として登場したラグナの第2世代モデルで2003年のデビュー。欧州の安全評価基準であるユーロNCAPで初の満点を獲得したクルマとしても知られる。セダンにはとくに割安感あり。
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シトロエン エグザンティア
 ベルトーネの手によるスタイリッシュなスタイリングが魅力的なエグザンティア。従来のシトロエンに比べればインターナショナルな存在となったが、ハイドロによる魔法の絨毯のようなやわらかな乗り味は健在。
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これがフランス流スポーティ
フランスは欧州随一のホットハッチ大国です
 走行性能に優れたクルマといえばドイツ車の独壇場と思われがちだが、モータースポーツでの活躍を思い出してもらえればわかるように、じつは走りを自慢にするフランス車は少なくない。とくにコンパクトクラスの実用車をベースにした、ホットハッチと呼ばれるようなジャンルはフランス車の得意中の得意である。これは、税制面でも大排気量のスポーツカーが誕生しにくいというお国柄も関係しているのだが、可愛らしい見た目によらず、ひとクラスもふたクラスも上のクルマをカモれるだけの実力を備えているのだ。

プジョー 106 S16
 日本では1995年から導入されたスモールプジョー106。軽量コンパクトな3ドアボディに、1600ccのDOHC16バルブエンジンを搭載した106S16の走りはまさに痛快。小さなボディは道幅の狭い日本のワインディングロードにもぴったり。
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シトロエン サクソVTS
 106の兄弟車であるシトロエンサクソのホットバージョンが、サクソVTS。エンジンラインアップやサスペンション形式は106と共通するものの、セッティングはサクソVTS独自のもので、106より刺激的。
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ルノー ルーテシアRS
 小型ハッチバックとしては、クラス以上の実力を持つルーテシアのシャシー能力の高さを証明するのが、ホットバージョンであるルーテシアRSの存在。その懐深い走りは、熟達したドライバーたちをも虜にする。
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