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be SUV 最新モデル対決 BMW X5 ポルシェ カイエン  2007年10月24日(水)
ラグジュアリーモデル対決 新興勢力と老舗……自己演出の方向性がカギを握っています

 細分化されるSUVの話は冒頭でしたが、そのなかでもっとも元気なのがラグジュアリーSUVだ。ピックアップトラックの派生として生まれたSUVが、いまやモノコックボディは当たり前、前後独立サスペンション、ラック&ピニオン式ステアリング、とまさにパッセンジャーカー顔負けの仕様となっている。しかも、鞣しのきいた高級レザーシートにリアルウッドのダッシュパネルなんかもフツー。ビルトインのナビゲーションシステムとプレミアムサウンドシステムなんてのも当然のように搭載される。
 さて、そんななか注目を集める2台といえば、新興勢力のアウディQ7と老舗レンジローバー。どちらもひとクセあるモデルだけに、知れば知る程欲しくなる。ブランドのイメージ以上にオマケが山盛りなのだ。たとえばアウディQ7だが、ご存知のようにこいつはポルシェカイエンVWトゥアレグと共通のフレームを持つ。お互いが提携し合うことでコスト削減を実現するためだ。が、Q7はまさに後だしジャンケン。走りに振ったカイエンとオフロードに振ったトゥアレグのいいところを吸収するだけでなく、ホイールベースを延ばすことでサードシートまで装備する。つまり、その分スペースを確保しているのだ。もちろん、それにより5mを超える長さとなるが、それもラグジュアリーSUVとすれば大きなデメリットとはいえない。兄弟車にはない堂々としたサイズとユーティリティが、さらなる高級感を演出する。
 それに対するレンジローバーはお馴染みオフローダーの王様。現行型はBMWの手により2002年にリリースされたモデルだが、その後提携の解消からエンジンがBMW製からジャガー製に代わっている。さらにテレイン・レスポンスを中心とした電子デバイスの強化や快適装備の充実などが図られ、今日に至っている。まぁ親会社的には紆余曲折あったが、クルマとしてのアイデンティティは保たれ、王様振りは変わっていない。
 で、勝敗の行方となるのだが、クルマが新しい分Q7の仕上がりは上々。それにいま世界中のセレブの間ではトレンドにもなっているので、自慢度は高いといえる。顔立ちからしてかっこいいしね。   
 がしかし、「レンジローバーを所有する」というステイタスは他のナニモノにも代えられない。英国の4つのワラントを持つこのブランドは何年経っても別物なのだ。実際、海外の旅先でクルマの話になったとする。そこで、もしレンジの名を出したなら、アナタは尊敬の念を抱かれることだろう。「君はお金持ちなんだね」ってね。それはともかく、乗っていいクルマと所有していいクルマの違いをここでは説きたい。そう、レンジローバーこそ所有してその価値が輝くというシロモノなのだ。そしてその光がアナタ自身まで輝かせてくれる……。ということで、レンジに一票!かな。

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