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ダッジ チャージャー SRT8  2008年01月19日(土)
ダッジの真打ちがついに日本上陸!
往年のマッスルカーがここに蘇った


ダッジの最上級モデル、チャージャーSRT8が日本で発売された
強化されたV8ユニットを心臓部に収め、ワルなボディを身にまとった
チャージャーSRT8の走りと存在感は圧倒的!のひと言


「本命登場!」思わずそんな言葉を発したくなるクルマが現れた。ダッジ・チャージャーSRT8である。いわずと知れたダッジは、今年日本に初上陸したコテコテのアメリカンブランド。60年代には“モパーマッスル”なんてカテゴライズされ、全米のちょっとワルな男心を虜にした。ダッジ・チャージャー、同チャレンジャー、プリムス・バラクーダ、同クーダなどなど。そう、こいつは当時の復刻モデル。現行マスタングが67年型をモディファイし現代に蘇らせたように、このチャージャーも同様な方式で世に送り出された。
 とはいえ、マスタングほど当時を踏襲したわけではない。そこを期待する方は追って登場する予定のチャレンジャーをオススメする。カマロ復活とともに新たなムーブメントが起きそうだ。
 それはともかく、チャージャーの正規輸入が開始されたのだから喜ばしい。しかも、今回はトップレンジのSRT8のみという潔い設定。ダッジのイメージリーダーとして申し分のない選択だ。
 そんなチャージャーSRT8のスペックを少しばかりおさらいしておくと、こいつの心臓はクライスラー300C・SRT8と共有の6.1L V8。お馴染み5.7L HEMIエンジンをスープアップしたもので、マックスパワーは431馬力を発揮する。OHVユニットのこれは、通常のMDS(マルチシリンダー休止システム)が搭載されていないのが特徴。「燃費?関係ないね」てな感じだ。
 そしてシャシーフレームもまた300Cと共有。よってモノコックボディに前ダブルウィッシュボーン式、後マルチリンク式サスペンションを採用する。
 で、走りはというと、これがイメージどおり。現代版になって牙を抜かれたどころか、逆に磨かれたようだ。この牙でひと刺ししたらどんな獲物もイチコロ。それほど過激に加速しドライバーにGフォースをお見舞いする。荒々しいエンジンサウンドとともに、シートに押し付けられるからご用心。久々にアクセルワークでボンネットが上下するクルマと出会った。
 とはいえ、走る/止まる/曲がるの原則は現代車両。危なっかしいところはなく、しっかりとコントロールできる。コーナリングはフラットライドできれいにトレースし、ガンッと踏んだときのストッピングパワーも信頼性は高い。ちなみに、フロントはブレンボのアルミ製キャリパー。高速コーナーではブレーキを残した状態の進入も不安はない。
 トランスミッションは5速AT。オートスティックでシフトアップとダウンを繰り返せば、よりエンジンをスムースに操れる。左右に動かすタイプのこの手法も慣れてしまえば鼻歌まじりだ。惜しいのはパドルシフトが付いていないこと。「これかな?」と思うと、CDの音量が上がった……。
 さて、そんな納得の走りを見せるチャージャーSRT8だが、写真を見てもわかるように、スタイリングからして期待を裏切らない。十字のダッジグリルは健在だし、SRT8らしさのボンネットのダクトとリヤウイングが、見た目にインパクトを与える。もっと言うと、セダンでありながらのこのフォルムは立派。元祖チャージャーはもちろんクーペだったが、このデザインなら往年のファンからも文句はでまい。そしてボンネットを開けると、目に飛び込んで来るのはオレンジに塗られたエンジンブロック。懐かしさ炸裂! シボレーさん、コルベットのブロックもブルーに塗ったらどう?

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