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オールアバウト・オブ・ザ・アウディ〜Aの本質〜  2008年05月10日(土)

新しいデザイン 
ロングホイールベース化による美しいプロポーションと
精緻なディテール

 縦置きFFだけに、A4から上のアウディは鼻先が長かった。が、駆動系配置を見直した新型は、オーバーハングを68mm短縮し、ホイールベースを 165mm拡大。ノーズラインはグッと伸びやかに変身した。55mm広がった全幅、流麗なルーフライン、優美なショルダーライン、そして躍動感を強調するロアのキャラクターラインとの合わせ技で、新型A4はスポーティ&エレガントなスタイルを形成する。Cd値=0.27と、空力も優秀だ。

LED式ポジションランプは、R8から始まる最新アウディの強烈なアイキャッチ。クーペ版のA5とはまた異なる独自の個性を演出する。


新しい装備
地上デジTV&ナビを標準装備その充実度はクラスを超越
 インパネは現行A6からのデザインの流れを汲む。視認系と操作系を分離し、センタークラスターを運転席側に8度傾けるなど、ドライバーを中心にした造形だ。12セグ地デジTV対応のMMI(マルチメディアインターフェイス)を全車、アドバンスドキーシステムやウッドパネルを3.2クワトロに標準化するなど、装備の充実度も光る。もちろん定評ある質感はさらに向上。上質なマテリアルと、高度な作り込みはアウディの独壇場だ。

クラス初の電気式の駐車ブレーキを採用して、パーキングブレーキレバーを廃止。センターコンソール周りを美しく見せるカギの1つがそこにある。


新しいメカニズム
パワートレーンおよびシャシーは新設計電子制御も統合式へと進化
 駆動系の見直しは、クラッチまたはトルコンと、デフの前後関係が逆になったと考えればわかりやすい。サスやステアリング機構も新設計になった。もう1つの注目点はアウディドライブセレクトの導入(3.2クワトロにオプション)。可変ギヤ比のダイナミックステアリングと連続可変ダンパーを新採用し、電制スロットル、ティプトロニックを高度に統合&連携制御。3つのモードから好みの走り味を選択できるようにした。また、車速感応式パワステがFF車にも拡大採用されたことも見逃せない。

図は青が新型、赤が先代。アクスル位置が前方に移動し(154mm)、ステアリング機構の配置が大幅に変更されたことがわかる。見えないところの進化にも要注目!


新しい安全性

8つのエアバッグと新設定されたシートベルトフォースリミッター
 核となるボディは、サイズ拡大や剛性アップ、衝突安全性の向上にもかかわらず先代比で20kg(1.8Lターボ)の軽量化を達成。高強度スチール材やテーラードブランク材、レーザー溶接を多用したのが要点だ。そしてエアバッグは、前席&後席サイド、サイドガード(ヘッドエアバッグ)を含む8つを全車に標準化。シートベルトフォースリミッターもアダプティブ式に進化した。最後はアクティブセーフティ。先代と同様に、挙動安定化メカのESPと、電制フロントデフのEDSを全車に搭載する。

アダプティブクルーズコントロールを3.2クワトロにオプション設定。レーダーセンサーを内蔵し、前方車両との適正間隔を保つ。制動時の警告&アシスト機能も採用。



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