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【徹底紹介】メルセデスベンツ CLKクラスのすべて  2008年07月07日(月)


新フロントサスとラック&ピニオン式ステアリングを採用

 リサーキュレーティングボール式ステアリングを伝統としてきたメルセデスだが、W210・Eクラスから大きく方針を転換。W203が母体ということからもお分かりだろうが、2代目CLKもラック&ピニオン式ステアリングと、新開発の3リンク式フロントサスを導入した。

 そして、それを支えるボディは、高張力鋼板の採用部位を拡大するなどして、重量増加を抑制しつつ、ボディ剛性と安全性をアップ。クーペに限れば、Bピラーの廃止がネガティブな要素に思われるだろうが、現実には走りのすべてをレベルアップさせることに成功している。

 その完成度は、ステアリングレシオの変更、フロントのストラットマウント最適化、リヤスタビ大径化をメインメニューとする”ダイレクトコントロール”を採用した05年モデルでさらに向上。改良のたびに手を入れ、走りを熟成させてきた。

 また安全性に関しては、デビュー当初から前後席サイドエアバッグ、ウインドーバック(カブリオレはヘッドソラックスサイドエアバッグ)、E- callシステム、オートマチックロールバー(カブリオレ)などを全車に標準装備。挙動安定化メカのEPSももちろん標準で、安全に対するメルセデスの姿勢を示している。


ENGINE
直4スーパーチャージャー、V6、V8の充実したラインアップ。V6は後期型でDOHC4バルブ+吸排気可変バルタイの新世代機にスイッチ。またAMG用のV8は、367馬力の5.4 L(CLK55)から481馬力の6.2L(CLK63)にバージョンアップされ、さらに走りの凄味を強化した。

TRANSMISSION
前期型は全車5速ATだが、後期型の350、63AMGは7速の7G-トロニックを搭載。より力強く、洗練された走りを引き出す要点で、高速域の静粛性や燃費効率もさらに向上した。なお、55AMGはステアリングシフト、63AMGはパドルシフトを搭載。本気のスポーツ走行だって楽しめる。

SUSPENSION
ダブルウイッシュボーン式から、独自の3リンク構成(アッパー1本、ロア2本)を持つ発展型ストラット式に変更されたフロントが見どころ。リヤは伝統のマルチリンク式を採用する。04年の改良では、ステアリングのギヤ比を速めるとともに、サスのセットアップを変更。走りを熟成させた。



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