おつかれさまです。
今日から溜まってるセッティングをこなしていきますよ〜!
まずはS15でダート
トライアルをやってる車輌の紹介です。
前置きインタークーラー付でブーストアップしてありますが
トラブルがいっぱいあったらしいです。
まずは中古で買った時にタペット音が出ていたので、そこで
NVCSを交換してもらったそうです。
そのまま某ショップにてセッティングしてもらったそうなんですが
なんと!NVCSのスポロケットが1コマずれていたんですって!
セッティングしても遅くて納得いかず自分でスポロケのズレを探し出し
自分で直したそうです。
結局スポロケが1コマずれていたままセッティングしたって事ですね。
その後はノッキングが出るとの事でウチでセッティングする事になりま
した。
最初の各部の点検時にて解りましたが、イニシャルの点火時期が4度
進んでおりました。ノッキングが出ていたのはこれが原因していたの
ですね。基準値に調整して某ショップデータのままデータ取りをしてみ
ました。
ブースト1kでのパワーカーブとトルクカーブは赤いラインです。
この時の空燃比はこの後に説明しますが、こんなカーブになるのは
点火時期が原因してます。
ここの某ショップのロムデータは何度もリセティングしてますが、点火
マップがどのS15も同じデータのようですね。
TP軸を変更して8000回転以上までマップを使うようにしています。
ところが進角をはじめる回転は7000回転以上なんですよ!
なのでどんなに空燃比を煮詰めてもパワー特性は同じようなカーブに
なってしまうんです。
緑のラインが同じブースト圧でセッティング後です。
パワーの落ち始める6000回転位から進角しないと高回転が気持ち
よく回りません!
マップを8000回転まで造ってもレブが7200回転なら絶対にマップ
全体を使ってない事になります。
有名ショップさんですがウチではこのデータは使えません!
その上の何本かのラインはブースト1.1kまで上げています。
燃料ポンプがノーマルで薄くなる症状があったので
ニスモポンプに交換
しました。
本来はS15の場合、「ブーストアップなら燃料ポンプはノーマルでも大丈夫」
といわれていました。でもここ最近では年式が古くなってきてますし走行
距離も多くなってきたせいかブーストアップ程度でも燃料ポンプは交換
したほうが安全です。
このデータで燃料ポンプ交換後の空燃比が解りやすいです。↓
赤いライン@が某ショップデータロムの空燃比です。
回転と共に薄くなってるのは燃圧がタレてるからですね。
これをデータ変更で空燃比を合わせたのが緑のラインAです。
ブースト1kならなんとかデータ上で空燃比を合わせられましたが
そのデータで1.1kまで上げると青いラインBの様に薄くなって
しまうんですよ!
ここでオーナーさんに確認してポンプ交換を了解していただきました。
データはそのままでポンプ交換後の空燃比はピンクのラインCになり
ます。6000回転以上が若干濃くなってしまいましたので、データ
変更して最終が水色のラインDになります。
ポンプ交換後はブースト圧を変化させても空燃比はほとんど同じに
なりましたよ!
競技車輌は特に燃料ポンプ不良による燃圧不足にてエンジンブロー
の確率が高くなりますので心配でしたら燃圧計など付けて監視する
といいでしょう!
燃料ポンプ以外はなんの問題もなく終了したしました。
まだまだエンジンは元気のようですよ!
ダート
トライアル競技頑張ってください。
大変お待たせいたしました。
エンジンは問題ないようですね!
引き渡しまではちゃんとお預かりいたします。