昨日は日本武道館でチープトリックの「Cheap Trick at 武道館 Again!」に行って盛り上がってきました。
以前の記事にも書いた「あの」武道館ライブからちょうど30年、当時ティーンエイジャーだったファンが再集合しての同窓会、というとこの前のキャンディーズと似てますが、チープ・トリックは今でも現役のバンドとして楽しませてもらえるのが、ファンとしてはとても幸せなことです。
そぼ降る雨の中、武道館にわくわくしながら到着して早速グッズ売り場に並びました。前に並んでいる昔の少女たちは、名古屋に帰る終電の時間を気にしています。それぞれのファンがそれぞれの人生を歩んでいるんだろうな、と早くも感傷にかられました。
比較的スムーズにTシャツをゲットして、売店でおにぎりを買って待っていてくれたカミさんと合流し、会場内に向かいました。今回はイープラスの
プレオーダーでアリーナが取れています。
会場で買ったばかりのTシャツを着込んで周りを見回しながら待っていると、フィルムコンサートが始まりました。初期のプロモビデオ、ライブ映像やTV出演の模様など、時代を追って彼らの変遷(あるいは如何に変わらないか)がわかる構成です。1曲ごとに会場からは拍手が起こり、既になつかしモード全開。
20分ほどのフィルムに続いて場内が暗転すると、あの懐かしいアナウンスが!
「All right, Tokyo!!! Are you ready?!! Will you welcome, Epic recording artist, Cheap Trick!!!」
暗幕が落ち、リックのギターから「Hello There」が始まると、場内はもう大興奮です。
ステージ中央には30年経っても白いスーツにロングの金髪が超かっこいいロビン、右手のトムはグレーのスーツとメガネが若干おじさん臭いのですが、ちゃんとベースアンプに千羽鶴が下がっています。
リックはというと、99年ごろに横浜ベイホールで見たときには太って長いあごひげを蓄えたじいさんと言った風体だったのが、今回は綺麗にひげを剃って黒いスーツに身を固めています。ちょっと痩せたみたいです。偉いぞリック。
バーニーはお馴染みの丸いめがねで、ひげは白くなったけれども相変わらずでかい音でドラムを叩いています。
オープニングに続いて「Come on Come on」「Big Eyes」と続きます。昔のレコードと同じ曲順が泣かせます。
この辺でちょっとMCが入ったり(リックは「30years. Wow.」と「Domo Arigato, Budokan」ばっかり言ってましたw)、比較的新し目の曲と昔の曲を取り混ぜながら進行していきますが、やっぱり盛り上がるのは昔の曲ですねえw
それにしても感心すると言うかあきれると言うか、リックは1曲ごとにギターを変えています。7〜8曲目までは全部違うギターだったようですが、何度か使いまわしたのもあったかな?でも10本以上のギターを使ったのは間違いないでしょう。一体何本持ってきたんだろう。
「I Want You to Want Me」ではあの”Cryin’, cryin', cryin’”の大コールが繰り広げられ、「Flame」「Voices」などの往年のヒット曲も混ぜて盛り上がったところで、「Surrender」になだれこみます。リックがステージ袖から5本ネックのギター(ファイブネック?ペンタネック?)を弾きながら登場し、”got my KISS records out”の歌詞に合わせて「地獄の接吻(Dressed to Kill)」のレコードを客席に投げ入れます。もうこちらも大騒ぎです。
会場大盛り上がりのうちに一旦終了、「また東京に来させてくれてありがとう」とロビンがあいさつしてバンドは引っ込みますが、床を踏み鳴らしながらアンコールを要求する大人気ないファンの皆さん。
すぐにリックが出てきて「Are you sure you want some more? …OK.」などと軽いノリで再びメンバー登場、「Dream Police」「Clock Strikes Ten」そして「Good Night」のエンディングではバーニーのすりこぎスティックも登場して、一気のフィナーレでした。
時間にして1時間半ほどの短いコンサートでしたが、正にあの頃に戻ったような、そんな「濃い」時間を過ごさせてもらいました。コンサートであんなに汗をかいたのは久しぶりです。
これこそ「十代の煌めき」って奴ですかねw ああ本当に楽しかった。
音楽を聴く情熱は衰えていないつもりですが、一番感受性の強かった10代の頃に聴いていた音楽はやはり自分の一部なんだと思います。
歳を取った分、若い連中より楽しめる音楽が増えたと感じます。