さて、思い出のアルバム第4弾はロックです。
中学生頃からキッス、クイーン、ディープパープル、レッドツェッペリン、ローリングストーンズetc.etc.と、ロックにのめり込んでいきました。その割には
ジャズだカントリーだテクノだと聴いてもいたわけですけどね(笑)
私が子供のとき初めて自分で買った(もちろんお小遣いで)レコードと言えば
「とん平のヘイユーブルース」な訳ですが、初めて買ったロックのレコードは何だったろう?
「キラークイーン」「胸いっぱいの愛を」「デトロイト・ロック・
シティ」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」このあたりだと思うのですが、そう、これは全部
ドーナツ盤シングルです。先日紹介したジョン・デンバーのアルバムを買うのにお金を使っていて、こっちはドーナツ盤しか買えなかったんですw
じゃあ初めて買ったロックのアルバムは?と言うと、、うーん、たぶん、、
チープトリック「蒼ざめたハイウェイ」(1977年)
ジャケット表に写るビジュアル担当のロビン・ザンダー(vo)、トム・ピーターソン(b)の二人がやたらカッコいいです。二人が跨っているのはもちろん
ハーレー、多分ダイナですね。
トム君両足をステップに乗せてたらカッコ悪いぞw
裏ジャケットは色物担当のリック・ニールセン(g)、バーニー・カルロス(d)の二人が白黒で”and in black and white”のサブタイトル付きでモペッドに跨って写っているという笑えるジャケットでした。
コミカルに振舞っているリック・ニールセンですが、バンドの音楽面はこの人のセンスで成り立っています。当時「3分間ロック」と呼ばれ、ポップの要素を取り混ぜて軽快にロックを聴かせるこのバンドのスタイルは、重厚長大な
プログレやヘヴィメタルに食傷気味だったロックファンにはとても新鮮で、
ビートルズへの回帰とも評されました。
このバンドを語るときに忘れてはいけないのは日本の、それも女性ファンの存在です。
アメリカ本国ではそれほど売れていなかったこのバンドに目をつけて最初に騒ぎ始めたのは
日本の女の子達でした。そう、
クイーンと同じですね。
日本での好調なセールスを受け、チープトリックは日本公演の模様を収めた「Cheap Trick At Budokan」をリリースします。日本では当然のごとく大ヒットとなるのですが、この日本で成功をおさめたアルバムが本国アメリカに
輸入盤として紹介され、なんとプラチナセールスを記録しました。これでチープ・トリックは本国でもようやく人気を得ることになったのです。
チープ・トリック「アット武道館」(1978年)
もともと日本武道館はディープパープルのライブインジャパンなどで有名でしたが、このアルバムのおかげで「
ブドーカン」(とんかち、と同じイントネーションで読んで下さい)として世界にその名を知られることになりました。
この後チープトリックはトム脱退〜低迷〜トム復帰による復活を経て現在に至る訳ですが、この間にリック・ニールセンが参加したアルバムにこんなものがあります。
リック・デリンジャー「Guitars And Women」(1979年)
これはジョニー・ウィンターとのブルース・セッションや、「ロックンロール・フーチークー」のヒットなどで知られるリック・デリンジャーの隠れた名盤とも言えるアルバムです。リック・ニールセンは楽曲を提供し、ギターでも参加しています。
ちなみにこのアルバムをプロデュースしたのは私の尊敬する「魔術師」トッド・ラングレンです。アルバム全体のトーンが彼のバンド、ユートピアを彷彿とさせるのですが、それもその筈、バックを勤めているのはユートピアのメンバーなのでした。
このアルバムを買ったのは20年前、下北沢の輸入盤屋でした。個人的にはリック・デリンジャーの代表作と言って良いと思います。特に、アルバムの最後に入っているバラード”Don't Ever Say Goodby”は名曲です。
さて、次回はメタルでも行ってみるかw