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メタル 2008年10月03日(金)
コンロッドメタルとかではなく、久しぶりに音楽の話。

先週の日曜にパシフィコでジューダスを観てきました。そう、Judas Priest。
いやー、バンド自体も相変わらずすごいけど、なんつってもファンがアツいよね〜。
キミらは本当にすごいよ。


ふとここで、メタル話。

特にメタルが好きだったわけではないんです。
ジューダスが売れ始めた頃に私は高校生でしたが、当時大好きだったのはチープ・トリックやポリスといったバンドだったり、YMOから連なるテクノ・ポップだったり、あとはジャズやフュージョンもよく聴いてました。ナベサダとかも大好きだったし。

でもギタリストの友人の影響でジューダスやらスコーピオンズやら聴くようになったんですね。


で、メタルの元祖と言えばBlack Sabbathなんでしょうけれど、その頃はLed Zeppelinの曲なんかも「ヘヴィメタル」と形容されたりしていて、それがジャンルとして使われるようになったのはJudas PriestやRainbow、Scorpionsあたりからのように思います。
それに続くIron MaidenやSaxonなどの"NWOBHM"(ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)でもって、はっきり確立されたジャンルになったのではないかと。

ちょうど同じ頃にアメリカでもLAメタルと言われるRATTやMotley ClueやPoizonといった、「ヘア・バンド」も人気を博していましたが、こちらはイギリス系の音楽と違ってひたすら明るいだけの「女だパーティだ」みたいな曲調でした。

「女だパーティだ」というロックンロールはKISSが元祖とも言えるのですが、KISSは一方でヘヴィな曲も得意としていましたからね。ええ、私はキッスアーミーです。


さてそんな中でJudas Priestの果たした一番大きな「功績」は、メタルファッション=鋲打ちレザー、の公式を作ってしまったことです。

いまや有名な話ですが、ヴォーカルのロブ・ハルフォードは自身の隠れた性的傾向(つまりゲイ)を公表せずにアピールする手段として、ロンドンのゲイ・ファッションの店で買った鋲つきレザージャケットをステージ衣装にしました。これが何も知らないオーディエンスにうけて真似され、すっかりメタルファッションとして定着してしまった、というのが通説です。

80年代にはゲイやバイのミュージシャンは珍しくありませんでしたが、それでもロックミュージシャン、それもHR/HMではなかなかカミングアウトもできず、彼がゲイを告白したのは確か2000年頃でした。



でもってコンサートの話に戻りますが、いやはや、いかにもメタルっぽい立体的な構成のセット(つーかいつも大体同じ?)、ニューアルバムの「ノストラダムス」の1曲目でコンサート開始、歌いだしに合わせてせり上がりでニュルッと登場したロブ御大、御歳57歳を感じさせないシャウトに超絶ハイトーンスクリーム。すげえっす。

いやそれにしてもお客さんも唄う唄う、Breaking The Lawなんかサビを全部お客さんが歌ってたし、歌詞が無きゃギターのリフも歌っちゃうし。

アンコールはハーレー(ダイナ?)で登場してGreen Manalishi、そしてオーラスはYou've Got Another Thing Comin'の大合唱。

大変楽しいライブでございました。