今のところメイン(http://www.geocities.jp/trash2jp/)が煮詰まって書けなくなったときにコチラに書こうかと・・・(^_^;)
思ってたんだけど、諸事情でしばらくコチラがメインとなりました。

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素人のボルト締付けトルク管理(2) [2008年11月25日(火)]
なんだか先日はネジについてダラダラと書いてしまいましたが・・・
今日はもう少し現実な話から。

先日の記事へのコメントで、”規定トルク通りに締めたい”というのがありました。
もっともな御意見だと思います。
もちろん僕も、そうしたいことはヤマヤマなのですが、なかなか思い通りにいかないのが現実。
トルクレンチ使えばいいじゃないか!と言われそうですが・・・

トルクレンチってちゃんと使うの結構難しいんですよ(泣)

以前、banditのオイルフィルタ交換の際、トルクレンチでスタッドボルトをポッキリやっちゃったことがあります。
(トルクレンチの性質上、行き過ぎることは少ないんですけどね〜これは稀な例ではあります)
↓こんなパーツ(写真1)

↓場所はこんな感じ(写真2)

ここはサービスマニュアル上、トルクが規定されてませんので標準的な締付けトルクでOKなはずなんですが・・・
まだ回る、まだピピッて言わない(デジラチェだから)と思って回しているうちにポロっとナットが落ちました。
落ちたナットにねじ切れたスタッドボルトの一部がくっ付いてるのを見たときには顔面蒼白。
このパーツ恐ろしいことに、エンジンの腰下に直接ボルトが埋め込まれているんですよ。(写真1 11番のスタッドボルト)
それを袋ナットで締め付けます。
SUZUKIだから。。。なんて言わない!(^_^;)
ダブルナット試してみたり、ネジロック剤を買いに行ってみたり、4、5時間は試行錯誤しました。
運よく10mmほどボルトが残っていたので、バイスプライヤで何とか外せましたが、根元で折れていたらエンジンに穴開けなおしてヘリサートのお世話になっていたかもしれません。

何故折れたのか?
3箇所ある袋ナットが均等に締め付けられていなかったことが一番大きな要因なんです。
ではどうして均等に締め付けられなかったのかというと、エキパイの裏側の狭いところを変な角度で回してしまった。そのせいで、ボルトが加工硬化を起こしていたかもしれないのに、トルクレンチに頼りすぎて回してはいけないところまで回してしまった。
これが僕なりの結論。

それ以来トルクレンチの出番はグッと減りました。
まずちゃんとネジ回しできるようにならねばってことです。
僕みたいな素人でも、一つ一つに気を使っていればなんとかなるものも多いのですよ。


★ネジ(ボルト)の目的を考える

素人がバイクをいじる際、一番重要なのがコレだと思います。
このボルトは何の為にあるのか?
どういう役目を担っているのか?

この辺りの想像がつけば、メガネレンチ一本(比喩ですので突っ込まないで)でイジれる所もたくさん出てきます。
逆に、想像がつかないうちは基本的にイジらないほうが懸命です。
我が命を乗せて走るわけなので、ヤバそうなところはプロに任せましょう。

どうしてもイジりたくて、よくわからない部分をエイヤッでやってしまう場合は、覚悟を決めてやってくださいね。

★ネジの回し方
ネジの頭に対して工具を垂直にとか水平にとか。
工具の使い方的なサイトはいっぱいありますのでそちらを御参照いただくとして。
今回はそれ以前のお話を・・・

バイク乗りの多くはバイク置き場にさえ悩むなんて事が多いのではないでしょうか。
マンション住まいの方だと、駐輪場の片隅に傷つけられないように置くのも一苦労でしょう。
停める所もままならないので、整備する時は遠くの公園の駐車場なんて話も聞きます。

僕の場合、それより多少は恵まれているとはいえ青空整備には違いなく、ブルーシート引っ張り出してきて店を開くのが常。

そんな青空整備にはどうしても、ゴミ、砂、小石などなどの異物が付いて回ります。
これらは当然ながらネジ回しの大敵なんですが、青空じゃどうしようもない部分もありますし、そうでなくてもバイクには付着しやすいのも現実です。
こういったゴミの類がネジ周りに付着していると、仮にトルクレンチ使ってもまともなトルクなど計測できません。
それどころかネジ山を傷めてしまって、多大な出費を伴う事もあり得ます。

そんなわけで以下に僕がねじ回しの準備として使ってるモノ中心にやってる事を書きます。

・パーツクリーナー
本来脱脂を目的としたこの製品。
だけど、ゴミや砂などを洗い流せます。
古い歯ブラシ等のブラシを使ってこすってやれば、ちょっとしたサビくらいはとれます。
グリスアップしておいたボルトなら余計に簡単。
ボルトを入れた容器に向けて噴射して、溜まった液で次のボルトを洗います。
水と中性洗剤でも可能ですが、乾きに時間が掛かるし、水滴が残ってたりするのが心配。

・エアダスター
OA機器用に売られている缶のエアダスター。
エアコンプレッサー完備な方には必要ないですが、青空整備組みには結構お役立ちです。
ただ、すぐなくなる(高くつく)ので僕自身はボルトをキレイにするためには使ってません。
プラグホールや雌ネジ側にはたまに使います。

・万能グリス
先日の記事へのコメで、”たまごさん”より、銅粉入りグリスの話しが出ました。
銅粉入りグリスは高温に耐え、固着もせず、弛みも防止するとどこのメーカも言ってますが、結構硬いので使い勝手が良いとは言えません。
なんせ高い!
(たまごさん、君がこういった意図でコメントしたんじゃ無いことは重々わかってるんです。だけど、勘違いしてしまう場合もあるので・・・判ってネ)
高温、高負荷になる部分や樹脂系パーツ(08.11/26追加しました)以外は万能グリスで十分です。

・ワイヤブラシ
サビや汚れがひどい時はコイツの出番です。
だけど、換えの効くボルトなら、できれば新品でいきましょう。

・当然工具も・・・
工具は使えば使うほどへたってきます。どんなに高価な工具でも、状態によっては使わないほうがイイものもあります。
変形、サビ。
変形してれば当然ですが、サビも大敵です。
ただ、工具のちょっとしたサビなら、ペーパーで磨いてやれば落ちますし、ペパーで磨いた程度で精度そのものが変わることもまずありません。
バイクや車の場合、エンジン内部以外で使う場合は普通に使えると思いますので、サビ=廃棄とならないようにお願いしますm(__)m


なんか疲れてきた。


次からはもうちょっと具体的な感じで行きたいなぁ。
つづく(多分)
Posted at 23:14 | Maintenance
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コメント

>ナベ君
3年前まで僕にもそんな概念はありませんでした。ボルトに潤滑油なんか塗ったらスルスル外れそうな気がするもんね(^_^;)

Posted by:trash  at 2008年11月26日(水) 23:02

ネジにグリスを塗るという概念がありませんでした

そうなんですか
グリスアップするものなんですね。

知らなかったです
Posted by:ナベ  at 2008年11月26日(水) 21:55

>とんかちさん
コメントありがとうございます。
参考になるような話だったかどうか・・・
お恥ずかしい限りです。

均等に締めるというのは重要ですよね。
僕も仕事で、メガネやスパナなんかは日常的に使いますが、均等に締めることだけは気を使ってます。
締付けトルクのほうはすぐに外してしまう事と、目的が絶対動かないことなので、トルクなど気にせず、かなりガッツリ締めてます。

最近バイクイジリでも仕事のクセが出てしまうのがこまりものですケド(^_^;)
Posted by:trash  at 2008年11月26日(水) 18:34

前回、今回と参考にさせてもらってます。
私も仕事上多少ねじの知識はあるのですが、ねじを折ってしまうのは斜め入りや焼付き(かじり)の場合が多いです。袋ナットは状態がわかりにくいので要注意です。
私は面倒ですが、
手締め→スパナやラチェットレンチなどで仮締め→最後にトルクレンチで本締め
という手順でトルクを掛けます。(3箇所あれば3箇所均等に仮締めしてから本締め)

慎重にやってるつもりでも、インチとミリを間違えてなめちゃったこともありますけどね(笑)
Posted by:とんかち  at 2008年11月26日(水) 11:33


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