| 四駆と二駆で異なるクルマの特性比較(2) 2007年05月23日(水) |
●4輪駆動にも3種類のメカニズム
4輪駆動とは、Four Wheel Driveの略で、(以下:4WD)と省略される。前輪と後輪の駆動力が均等な固定型の(5)フルタイム4WDや、トランスファーやフリーハブなどによって、2駆と4駆を任意に切り替えられる(6)パートタイム4WDがある。このほかにも、普段はほとんど2輪駆動で走行し、いざ駆動輪がスリップすると後輪に駆動力を伝えて自動的に(7)リアルタイム4WDになるというメカニズムもある。4輪駆動の特性といえば、やはり4輪すべてにエンジンパワーが伝わるので、高速や悪路などでも安定した走りが可能になる。システム的には車体が重くなってしまうので、軽快感が薄れるのと燃費的に少し不利になるといわれてるが、軽量化も進み、燃費の面も最近は驚くほど改善されているのでデメリットはあまり無くなって来ている。
(5)FULLTIME 4WD(フルタイム4WD)
フルタイム4WDとは、4つの車輪が常に駆動しているタイプの4WDのことで、前後輪への駆動トルク配分が、センターデフによって一定の比率で行われる固定配分式4WDと、電子制御のクラッチやビスカスカップリング等を利用し、路面や走行状況によって変わる可変配分式の4WDがある。
(6)PARTTIME 4WD(パートタイム4WD)
パートタイム4WDとは、トランスファーやフリーハブなどによって、2駆と4駆を任意に切り替えられる4WDシステム。サーフやエクストレイルのようなクロスカントリー4WDなどに採用される方式で、通常は前輪または後輪のみを駆動し、必要なときだけ手動操作で4WDに切り換えられる(自動モードを備えたものもある)。4輪を駆動する必要のない一般道では、2輪走行で回転抵抗を軽減し、いざ悪路では直結4WDならではの力強い走破性を発揮する。この4WDの走破性は強力なものだが、4WDの状態で街乗りやとタイトコーナーを走るとブレーキング現象が発生するので注意も必要。
(7)REALTIME 4WD(リアルタイム4WD)
このほか、可変型のリアルタイム4WDがある。メーカーによって呼び名が違うのも特徴的で、トヨタはフレックスタイム4WD、日産はフルオートタイム4WD、ホンダはリアルタイム4WDという名称を持つ。名称は違えど内容はどれも同じである。
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