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定速走行をマスターする - 省燃費効果がアップするエコドライブ術 高速道路編(3) 2007年04月10日(火)
レジャーの出費が減る・燃費を減らす知恵 省燃費効果がアップするエコドライブ術・高速道路編

 燃料消費を低減する方法は、走り方を改善すると効果がある。具体的な運転術は「省エネを実現する燃費改善対策・費用をかけずにワザあり効果!」を参考にするといいだろう。経済的な走行は、一定の速度で走り続けることがポイントになるが、一般道路では信号や交差点などがあって、ほとんど無理。高速道路こそ、定速運転の効果を発揮する絶好のチャンスだ。うまく走れば、混雑した一般道路より30%以上の省燃費も可能なのだ。

●定速走行速度を設定

◎省燃費と安全を両立することが大切
 法定最高速度100km/hの高速道路の場合でも、80km/hくらいで走るのがいいということになっているが、実際には、そうはいかない。定速走行術をマスターするには、周囲の状況を把握ことが第一条件。前方のクルマはもちろん、後方のクルマとの車間距離、周囲を走っているクルマも絶えずチェック。自分が走っている位置を把握していれば、不要な加速や減速をすることもなく、安全な省燃費走行が可能になる。

安全と省燃費を両立するには、制限速度マイナス10km/hがちょうどいいだろう。追い越されることは多くなるかもしれないが、追い越すことも少なくなる。ただし、混んでいながら流れているといった状況の場合は、周囲の速度に合わせたほうがスムーズに走れる。




先行車に接近するたびにブレーキを踏んでいるクルマをよく見かけるが、速度に変化をつける最悪の走り。燃料どころか、安全も捨てている。


◎流れにのって経済走行
 インターチェンジやサービスエリアの出入り口など、合流地点では10〜20km/hくらい速度が落ちてしまうこともある。あらかじめ予測して、早めに追い越すか、追い越しをしなくてもいいように定速速度を10km/h下げてしまう。
 また、料金所があることも、かなり手前から予告標識で知ることができる。クルマが流れている時は、後続車との車間距離に注意しながら、定速速度をゆっくり落として、料金所に備える。混んでいる時は、無用なアクセルやブレーキ操作をしないように、他車の流れに従ったほうがいい。







省燃費には定速走行がいいとはいっても、合流地点の混雑を回避するために追い越す場合は、ある程度加速をしないと、追い越しに時間がかかる。追い越し車線で後ろがつかえてしまうと、交通量が多い時には大渋滞の原因を作ってしまう。交通の流れを乱さないことも、心がけよう。


●省燃費運転を成功させる課題

◎トンネルに入るとスピードが落ちる
 明るい場所から暗いトンネルに入ると、目の順応が追いつかず、見えにくくなる。幅の狭いトンネルに入ると速度が速く感じるうえに、距離感も掴みにくい。トンネルでもうひとつ経験するのは、目がくらむことだろう。トンネルから出た時など、急に明るくなると、瞬間的に前のクルマが見えなくなったりすることがある。





感じ方には個人差があるが、トンネルに入ると、たいていは無意識のうちに速度を緩めている。走行速度が大幅に落ちると、後方で混乱が起きたり、追突される恐れもある。他車の流れに対して、自分のクルマがどれくらい速度を落としてしまったかを把握することも大切。
トンネルの出口付近では、ホワイトやシルバー系のクルマ、あるいはアルミ荷台のトラックなどが前を走っている場合は特に注意。そんな時でも、やはり車間距離を取っておけば、慌てなくてもすむのだ。


◎登り坂と下り坂
 坂で問題になるのは、いつの間にかスピードを出し過ぎていたり、落ち過ぎていたりする、速度の変化だ。気が付いてから速度を調整しようとすれば、無駄なアクセル操作で不要な燃費を消費することにつながる。警告標識を見逃さないことと、自分のクルマの速度の変化に気を付けよう。

●ゆるくて短い登り下り
アクセル操作は控えめに、自然に踏んだり緩めたりする程度に抑えておく。状況によっては、アクセルは一定のままでもいい。登りで5km/h、下りで5km/h程度と、少しくらい速度が上下しても、平地になれば元の定速走行速度に戻れる。

登り坂で速度が落ちないようにアクセルを踏むと無駄な燃料を消費することになる。

●緩い下りの後に緩い登りがある坂
高速道路で渋滞に遭って、しばらく走るうちに、わけがわらないまま渋滞から抜け出しているという経験があるはず。緩い下りの後に緩い登りがある(勾配がすりばち状になっている)坂では、下り坂で速度が上がるために無意識にアクセルを緩めてエンジンブレーキをかける。アクセルをそのままにしておくと、登りでアクセルの踏み込みが足りないために速度が落ちてしまう。

このような坂の道路構造をサグというが、インターチェンジもないしサービスエリアもない、分岐点でもないただの一本道に見える場所で、高速道路で日常的に渋滞が発生する地点となっている。

●登りの先にゆるい登りが続く坂
登っているいるはずなのに自然に速度が上がってしまうといった、経験はないだろうか。これは、登った先に勾配が緩くなっている坂があると起こる。このような場所は、目の錯覚で下り坂に見えて、下っているのに速度が上がらないと感じることもある。また、下りの先に緩い下りが続く場合も同様で、下り坂が上り坂に見えることもある。

アクセルを初めに登った状態のまま保っていれば、勾配が緩くなった場所では、アクセルを踏み込んでいることになる理屈で、気がつかないところで燃料を消費している。
勾配が変化する場所は、速度が変わる場所でもある。速度を把握しながら定速走行をコントロールするのも課題のひとつだ。

 
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