●本格的な秋の行楽シーズンに入り、ドライブの予定をたてている方も多いのではないだろうか。その途中で一息つける場所として「道の駅」が街道沿いにできているのはご存知のとおり。すでに全都道府県に設置されており、中にはこれらに行くことを目的にドライブする人もいるほど。そこで今回はこの道の駅に注目してみた。
■全国で約870カ所もある道の駅
道の駅の歴史は意外と浅く1992年4月に鳥取県東伯郡に設置された「道の駅 大榮」が当時の建設省に登録された第1号とされている(諸説あり)。
現在では合計で約870ヶ所で運営されており、国や県が基本的な施設である駐車場やトイレを整備し、市町村、またはそれに代わる公的な団体(ほとんどは第三セクター)が施設を設置する形がとられている。地域の特性に沿った個性的な道の駅が街の顔として機能しているところもある。

たとえば、温泉や宿泊施設、美術館などが併設されていたり、ATMやインターネットなど民間のドライブインにもない便利なサービスを提供しているところもある。
最も多く設置されてのは北海道で、2007年10月現在合計101カ所にものぼる。土地柄、地域色を出した特徴のある道の駅が各所に点在し、これらを巡ってみるだけでも楽しそうだ。
例えば、2001年1月14日にマイナス35.8度を記録し、北海道の中でも最も寒い地域して知られる占冠(しむかっぷ)村にには「自然体感しむかっぷ」という道の駅があり、トイレにはウォシュレットを備えるなど、快適な道の駅として知られている。
一方、道の駅が最も少ないのが東京都で1カ所しかない。その唯一となるのが八王子市滝山町の「八王子滝山」で、駅長は「全国で初めて誕生する都会型の道の駅」としている。
また、先に紹介した道の駅第1号とされている「大榮」のある北栄町(旧大栄町)は「名探偵コナン」の原作者である青山剛昌氏の出身地でもあり、コナンのブロンズ像が飾られていることでも知られている。