●輸入中古車の人気が根強い。モデルチェンジの間が長くデザイン性に優れているため、中古でも古びた感じがしないのが、輸入車の人気の理由だ。新車では手が出ない高級車にも、中古車なら手が届くかもしれない。しかし、輸入車はメンテナンスなどの維持費が国産車より多くかかるのではないかという不安が根強い。そこで今回は、輸入中古車の価格と維持費の関係を調べ、現実的なモデル選びを探っていこう。
1.新車価格より破格のクルマはお買い得か?
中古車の世界はまさにピンからキリまで。年式や走行距離、状態を問わなければ、200万円程度の予算があればほとんどの車種が購入可能と言ってもよいだろう。その振れ幅は、フォルクスワーゲンのポロから、ポルシェ、ベンツSクラス、ロールスロイスまでと限りがない。
当然、元の値段が高い車ほど、年式は古く、走行距離は長くなっている。車体やメカの状態もお世辞にも良いとは言えないだろう。そして、修理などにかかる維持費は高くなる傾向がある。車種によっては車検のたびに100万円以上かかることも珍しくない。
一方、フォルクスワーゲンゴルフといった新車価格が比較的安価な小型車であれば、200万円も出せば1〜3年しか経っていない程度の良い中古車が手に入るし、維持費もさほどかからないといえる。値段とメンテナンス費用が反比例するのが輸入中古車のセオリーなのだ。
●200万円前後で買える輸入中古車の目安
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▲Goo-netで「ロールスロイス」で検索すると、200万円以下の中古車も数台出てくる。いずれも1970年から1980年代までのモデルで、新車価格から比較すると2000万円以上安くなっている。ただし、タイヤ代をはじめとするすべての部品が高く、維持していくにはかなりの出費を覚悟しなければならない。 |
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■税負担は大きくない!?
輸入車、とくに排気量の大きな車で気になるのは税負担だ。中でもアメリカ車(アメ車)は4000cc以上の排気量車が珍しくない。そして毎年負担する自動車税は、排気量が大きくなるにつれて高くなる。たとえば4000ccクラスなら6万6500円、4300ccクラスで7万6500円だ。
ただし、クラスごとの金額差が比較的小さいので、仮に3200ccクラスの国産車(自動車税は5万8000円)から乗り換える場合でも、その差は1万円弱から2万円弱とそれほど負担を感じないかもしれない。