●データの記憶媒体にフラッシュメモリーを採用したポータブルナビが人気だ。メリットは価格が安いだけではない。小型・軽量で車への着脱が容易。さらにバッテリーを内蔵するので、車から取り外した状態でルート設定をおこなえたり、ワンセグのテレビが視聴できたりと、据え置きのフルスペックカーナビよりも便利な使い方も可能なのだ。今回は、そんなポータブルナビのメリット・デメリットをまとめるとともに、代表的な3機種を例に便利機能を検証していこう。
1. ポータブルナビのメリット
ポータブルナビの代表的なメリットは、価格と取り付けやすさだ。
価格は3万円台から7万円前後と、フルスペックのカーナビ(10万円〜30万円以上)の数分の1で購入できる。
取り付けはどんなクルマでも自分で行えるので、買ったその日から使える。輸入車など車種によっては、カーナビの取り付けに日数や割高な工賃がかかるケースがあるし、頻繁に車を乗り換える人にとっても大きなメリットだろう。
その他にも様々なメリットがある。下表にデメリットと合わせてまとめた。
●ポータブルナビのメリット・デメリット
| メリット |
価格が安い |
実売価格は3万円台から7万円前後。フルサイズのカーナビなら、通常10万円〜30万円以上の出費が必要だ。 |
| 取り付けがカンタン |
複雑な工事が不要で、誰にでも取り付けられる。フルサイズのカーナビの場合、車種によっては取り付けが難しいこともあるが、そういった心配も無用。取り付けにかかる費用も節約できる。 |
| 車以外の場所で使える |
自宅や、外出先のパーキングエリア、宿泊先などでナビを操作してドライブプランを立てられる。 |
| 複数の車で使える |
1台のナビを複数の車に載せ替えて使える。ナビの付いていない友人の車に乗る時に持ち込んで使える。 |
| 防犯上安心できる |
車から離れるときの取り外せるので、車上荒らしに遭う心配がない。 |
| ナビゲーション以外の機能が使える |
ワンセグのチューナーを搭載している製品なら、ポータブルテレビとして楽しめる。録画も可能な製品が増えている。 |
| 本体がコンパクト |
ダッシュボードの上に取り付けた際に視界の妨げになりにくい。 |
| 衝撃に強い |
駆動部分のないフラッシュメモリーを使用しているので安心。 |
デメリット
(フルスペックのカーナビとくらべて)
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画面が小さい |
ポータブルナビの画面サイズは3型〜5型が中心。フルサイズのカーナビにくらべると一度に見られる情報量が少ない。 |
| 収録データ量が少ない |
フラッシュメモリーを使用したポータブルナビは、DVDやHDDにくらべると収録できる情報量が少ない。 |
| 精度が低い |
車速パルスやジャイロセンサーを使用しているフルスペックのカーナビにくらべると、自車位置の精度に劣る。 |