2. 新車のチェックポイント
■試乗車の有無はネットで確認できる
新車の場合、多くのディーラーで試乗車を用意している。ただし、自分の欲しい車種やグレードの試乗車があるとは限らない。最近はサイトで試乗車の有無や種類を検索できるようになっており、試乗の予約ができるメーカーもあるので、事前に確認しておくといいだろう。
●各メーカーの試乗車検索ページ
| 国産 |
トヨタ |
ネットで予約申込可。 |
| 日産 |
ネットで予約申込可。 |
| ホンダ |
試乗車のグレードやオプションもわかる。予約は電話でおこなう。 |
| マツダ |
予約は販売店に直接おこなう。車種ごとのユーザー試乗記も読める。 |
| スバル |
試乗車のグレードやオプションもわかる。予約は電話でおこなう。 |
| 三菱 |
車種によってネットから予約申込可。 |
| ダイハツ |
ネットで予約申込可。 |
| スズキ |
予約は販売店に直接おこなう。 |
| 輸入車 |
メルセデス・ベンツ |
ネットで予約申込可。 |
| BMW |
ネットで予約申込可。 |
| ミニ |
ネットで予約申込可。 |
| フォルクスワーゲン |
ネットで予約申込可。 |
| ボルボ |
ネットで予約申込可。 |
| プジョー |
ネットで予約申込可。 |
■基本は普段の道、普段の乗り方で
試乗というと、急加速やフルブレーキングを試したくなる方もいるのではないだろうか。
しかし、試乗は普段の乗り方でチェックするのが基本。さらに普段走っている道を運転できれば、クルマのチェックに気を配れ、静音性や乗り心地の比較もしやすいだろう。
時間と距離に無理がなければ、高速道路での試乗をもできる販売店もあるので問い合わせてみよう。
■主な試乗チェックポイント
ここで、新車を試乗する際の代表的なチェックポイントをまとめてみた。必要ならばプリントアウトするなどして活用していただきたい。
| チェック項目 |
チェックポイント |
必要性 |
| 車両感覚・走行性能 |
視界 |
運転席から車の前部、後部の視界がよいか、車両感覚がつかみやすいか。とくにセダンの場合は、後方の視界をチェック。 |
◎ |
| ハンドル |
ハンドルを自分の使いやすい位置にセッティングできるか。チルト(上下移動)とテレスコピック(前後移動)の有無をチェック。 |
◎ |
| アクセル・ブレーキ |
踏みやすい場所にあるか、踏んだときの重さをチェック。軽自動車や輸入車ではとくに確認が必要。 |
◎ |
| シート |
とくに長距離走るドライバーは座り心地や疲れにくいかどうかを確認しておきたい。座面の角度調節機能もチェック。同乗者のために、後部座席の居住性もチェック。 |
○ |
| 加速・減速 |
普段の乗り方で十分な加速、減速が得られるか。変速機がCVTの場合はキックダウンしないため、急加速についても要チェック。 |
◎ |
| 静音性 |
カーオーディオを消してチェック。グレードによってタイヤが異なる場合もある。 |
○ |
| 装備 |
オーディオ |
普段聞いている音楽CDを持ち込んで聞きくらべてみても良いだろう。 |
△ |
| カーナビ |
ディスプレーの位置が見やすいか、視界の妨げにならないか。 |
△ |
| バックモニター |
後方の車両感覚をつかみにくい車種でバックモニターの設定がある場合は、使い勝手を試しておきたい。 |
△ |
| シートアレンジ |
シートアレンジはしやすいか。必要なスペースを確保できるか。 |
○ |
| トランク・カーゴスペース |
必要な荷物が積めるかどうか。自前のゴルフバックを入れて確認する人も多い。 |
◎ |
◎とても重要 ○重要 △必要なら ×必要なし

▲アクセルやブレーキは車種によって意外に差があることも。シートやハンドルのように位置や角度を調整できないので、チェックは重要だ。 |

▲走行中の各種ミラーの映り方も確認しておこう。 |

▲試乗で確認を忘れがちなのがバック走行。車庫入れや縦列駐車でリアガラスの「見切り」などを確認しておきたい。 |

▲シートアレンジや荷室の容量をチェック。キャンプなどで車内泊するために、実際に寝てみて広さをチェックする人もいるという。 |
※撮影協力/ボルボ・カーズ松戸 |
■家族で使う車は、家族で試乗
家族など複数人で使う車の場合は、やはり試乗でもみんなの意見を聞いた方がいいだろう。奥さんなどを説得するにも試乗が有効に働く場合もある(車内が狭いスポーツカータイプなど車種によっては逆効果になることもあるだろうが、それは各々で判断してもらいたい)。
利用している駐車場が近くにある場合、あらかじめことわった上で車庫入れしやすいかを実際に試してみるのもいいだろう。
■「運転しない」試乗もアリ
あまり車に詳しくない場合は、詳しい友人に同乗してもらったり、店の人に運転してもらうのもアリだ。また、「走り」などにこだわらない人にとっては、横に乗っている方がよくわかることもある。