3.残ったシミは汚れの種類ごとに対処
■布にできたシミは比較的落としやすい
革のシートは、汚れがすぐにしみこむことが少なく、拭き取れば汚れは落ちやすいが、布のシートは汚れを吸収しやすくシミになりやすい。ただし、シミの種類にあった洗剤(溶剤)を用いれば抜くことができる。反対に、シミになりにくい革では、いったん付着してしまうと、消すことが難しい。
シミには、水に溶けやすい「水溶性」と油に溶けやすい「油溶性」、その両方の性質を持った「水油性」、そして溶けにくい「不溶性」の4種類があり、それぞれに応じた対処法が必要だ。
●シミの種類と対処法
| 水溶性 |
お茶、コーヒー、血液、しょうゆ |
水、石けん、洗濯用の中性洗剤 |
| ジュース、果汁、ワイン |
洗濯用の中性洗剤 |
| 油溶性 |
クレヨン、油性ボールペン、口紅、ヘアクリーム、ファンデーション、チョコレート |
洗濯用の中性洗剤、ベンジン |
| 機械油 |
ベンジン |
| 水油性 |
ソース、牛乳、アイスクリーム、ラーメンの汁 |
洗濯用の中性洗剤 |
| ミートソース、カレー |
ベンジン |
| 不溶性 |
墨、カビ、サビ、朱肉、マジックインク |
落としにくい |
| その他 |
チューインガム |
氷で冷やしてはがす |
■シミ抜きの手順
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▲汚れが付いてすぐなら、ティッシュペーパーや乾いた布で水分(油分)を吸い取っておく。これでほとんどの汚れを取り去ることができる。とくに水溶性のものは布にしみこむ速度が速いので、素早い対処が必要だ。 |
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▲ごく少量の洗剤をシミに塗り、布をあて、その上からブラシで叩くと、シミが布へ移っていく。水溶性のシミなら水を、油溶性のシミならベンジンをブラシに含ませて叩いても効果的。シミの種類によっては、布の代わりに携帯用のシミぬきティッシュ(100円ショップなどでも買える)を使ってもよい。 |
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▲水溶性のシミで色素が残っている場合は、漂白剤によって色を抜く(布が色落ちしないかを、シートの裏など目立たない場所で試してから)。漂白剤もごく少量ずつ使用し、手順2.のように布で水分を吸収する。シミが取れたら、乾いた布で水分などを取り、乾燥させておこう。 |
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汚れは付いたらすぐに取り去る習慣を! |
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車の中は意外と汚れが残りやすい。というのも、運転中ドライバーは汚れを取ることができず、目的地に着いてしまえば汚れのことなど忘れてしまっていることが多いからだ。
とはいえ、汚れのほとんどは、ついてすぐなら9割方取り去ることができる。汚れ落としがおっくうにならぬよう、車内にタオルやティッシュペーパー、ウェットティッシュを常備しておくことが、シートをキレイに保つ第一歩といえよう。
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