2. 任意保険で保障される内容をチェック
■利用範囲、実際の事故を想定して保険を選ぼう
自動車保険にはいくつもの種類がある。「対人賠償保険」や「対物賠償保険」、「車両保険」などは名前からイメージしやすいが、この他にも聞き慣れないような保険がいくつもある。押さえておきたいのは、対象となる人や物の範囲だ。
対人賠償保険や対物賠償保険は、被害相手に対する補償のみで、自分や家族のケガやクルマなどは補償の対象外だ。相手から賠償できればよいが、相手が任意保険に入っていなかったり、こちらの過失割合が高かったりすると、保険金がもらえないことがある。そういった場合に備える意味においても自分や家族も対象となる保険に入っておきたい。
●自動車保険の基本的種類
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内容 |
ドライバー本人・その家族 |
相手のクルマに乗っていた人 |
自分のクルマや物(家族の所有物含む) |
相手のクルマや物 |
| 対人賠償保険 |
交通事故により相手を死亡・負傷させた場合、自賠責保険で支払われる保険金額を超えた部分について支払われる。 |
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 歩行者・同乗者でも他人であれば対象 |
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| 対物賠償保険 |
交通事故で他人の物に被害を与えた場合に支払われる。 |
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| 人身傷害補償保険 |
加入しているクルマに乗っていた人の死傷、休業補償、慰謝料などの損害を補償してくれる。過失割合は問われない。契約のクルマに乗っていた以外の事故も補償対象となる保険もある。 |
 クルマに乗っていたすべての人 |
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| 搭乗者傷害保険 |
加入しているクルマに乗っていた人が死傷、後遺障害を負った場合に支払われる。過失割合に関係なく一定額が支払われる。 |
 クルマに乗っていたすべての人 |
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| 無保険車傷害保険 |
自分が被害者になった場合、相手が対人保険に加入していなくても、死亡・負傷・後遺障害の補償をしてもらえる。 |
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| 自損事故保険 |
相手のいない単独事故や相手に過失がない事故で負傷や後遺障害を負った場合に支払われる。 |
 クルマに乗っていたすべての人 |
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| 車両保険 |
事故や盗難、自然災害によってクルマに損害が発生したときに補償される保険。車種や年式によって保険金額が決まる。 |
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■人気のパッケージ商品
ほとんどの保険会社では、「SAP」「PAP」と呼ばれる、上で紹介した保険を組み合わせたパッケージ商品を用意している。SAPとPAPのもっとも大きな違いは、車両保険の有無と、保険会社による示談交渉の違い。SAPには車両保険や対物の示談交渉が含まれているが、保険料はPAPの方が安くなる。
また、「BAP」という個別の保険にバラで加入できるタイプもある。BAPは、保険料を安くできるが保険会社による示談交渉がないため、賠償額が大きくなりがちな人身事故では不安が残るかもしれない。
●任意保険パッケージの種類
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保険内容 |
保険会社による示談交渉 |
| PAP(自家用自動車保険) |
対人賠償保険+対物賠償保険+搭乗者傷害保険+自損事故保険+無保険車傷害保険をセット。 |
対人事故 |
| SAP(自家用自動車総合保険) |
PAPの内容に「車両保険」を加えた6つの保険をセット。 |
対人事故、対物事故 |
| BAP(一般自動車保険) |
必要に応じて個別の保険内容に加入できる。 |
なし |