●カーバッテリーはエンジンを始動する、ライトやエアコンなどの電装品を作動させるなど、非常に重要な役割を果たしているにもかかわらず、普段ほとんど気にすることがないパーツだ。しかし、バッテリーが弱っていると上がりやすくなり、エンジンもかけられないというトラブルに見舞われる。今回は、バッテリーを元気な状態に保つには、どうすればよいのか? そのノウハウを紹介していこう。
- 1.バッテリーが弱るとこんなトラブルが… ⇒続きを見る
- 2.積んでいるバッテリーのタイプをチェック! ⇒続きを見る
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1.バッテリーが弱るとこんなトラブルが…
ここ10年〜20年の間で飛躍的に進歩したバッテリー技術だが、十分に電気が入っていないとただの箱だ。一般道路におけるJAFの出動理由の第1位は「バッテリー上がり」。ライトを付けっぱなしで駐車するなど不注意によるバッテリー上がりのトラブルが絶えない。
完全に空になっていなくても、バッテリーの電気が減ってくると、次のようなトラブルを引き起こす。
| エンジンがかかりにくく(かからなく)なる |
エンジンを始動するセルモーターは大きな電流を必要とするため、バッテリーが弱っている(十分に充電されていない)と、エンジンがかかりにくい。 |
| 燃費が悪くなる |
バッテリーの充電が不足していると、オルタネーター(発電機)の負担が増えるため燃費が悪化する。 |
一方、バッテリーの性能向上により、ライトが暗くなる、ラジオが聞こえにくくなるといったかつて見られたような症状は起きにくくなっている。もちろん、バッテリーが完全に上がってしまえば、ライトを含めてすべての電装品が作動せず、夜間などは危険も伴う。
■こんな乗り方はバッテリーの負担が大きい
バッテリーのトラブルには、主にバッテリー寿命、バッテリー不良、バッテリー上がりの3つがある。このうちもっとも多いのは、バッテリー上がりだ。バッテリーの寿命は通常3〜4年前後だが、使用状況によっては寿命が短くなる。バッテリー上がりを起こしやすく、バッテリー寿命を短くする傾向があるのは、以下のような使用だ。
- 短距離の使用(ちょい乗り)が多い
- 渋滞での使用が多い
- ハイパワーアンプなどオーディオの搭載
- 1日に何度もセルモーターを使用する(宅配車など)
- 夜間のみの使用
- たまにしかクルマを使用しない
- 寒冷地での使用
これらの使われ方の場合は、とくにバッテリーに気をつかう必要がある。